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ビジョナリーカンパニー4自分の意思で偉大になる

ビジョナリーカンパニー4自分の意思で偉大になる

 名著をたずねる旅

リーディング・ファシリテーターの大場が、経営者が読むべき名著を厳選して紹介する、経営のエッセンス「読書マインドマップ」。

2月4日、立春ですね。今日は、新たな季節の始まりにふさわしい名著をご紹介します。

第22回目は、ジム・コリンズの名著ビジョナリー・カンパニー4自分の意思で偉大になるです。

過去の「マインドマップ」バックナンバーはこちらからご覧になれます。

ビジョナリーカンパニー・シリーズはこちらからご覧になれます。

不確実性が高い時代になればなるほど、人々は権威筋や職場の同僚、集団行動など他人を基準に行動の手がかりを求める。10X型リーダーは対照的だ。不確実性の時代に自らの目標を定める際に広く受け入れられている社会通念を無視する。他人がどう行動するのか参考にすることもあまりない。10X型リーダーが注目するのは、もっぱら実証的データなのである。

生真面目で洞察力に優れる10X型リーダーは、不平を言わずに「不可抗力に必ず直面する」「正確に先行きを予測できない」「何事も確実ではない」という現実を受け入れる。しかしながら運や混乱など外部要因によって成否が決まるという考えははなから否定する。

我々は取り巻く環境、遭遇する運、人生につきものの不公平さに幽閉されていない。決定的な敗北や自業自得のミス、過去の成功体験に幽閉されてもいない。1日に使える時間は限られている。1回の人生で与えられた時間も限られている。だからといってわれわれは時間に幽閉されているわけではない。われわれは結局、目の前で起きる出来事のほんの1部に対してしか影響及ぼしてない。しかしわれわれには、どのように決断・行動するのか選択の自由がある。自分の意思で偉大になる自由がある。

 読書マインドマップ

 

ビジョナリーカンパニー4自分の意思で偉大になる

画像は右クリックで新規タブで開くと大きな文字で読めます

 

 ビジョナリーカンパニー4〜自分の意思で偉大になる 目次

第1章 時代を超えた成功の法則〜良好は偉大の敵

第2章 野心は会社のために〜第5水準のリーダーシップ

第3章 だれをバスに乗せるか〜最初に人を選び、その後に目標を選ぶ

第4章 最後にはかならず勝つ〜厳しい現実を直視する

第5章 単純明快な戦略〜針鼠の概念

第6章 人ではなく、システムを管理する〜規律の文化

第7章 新技術にふりまわされない〜促進剤としての技術

第8章 劇的な転換はゆっくり進む〜弾み車と悪循環

第9章 ビジョナリー・カンパニーへの道

おわりに〜頻繁に受ける質問

 

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