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こうすれば組織は変えられる

 名著をたずねる旅

リーディング・ファシリテーターの大場が、ビジネスパーソンが読むべき名著を厳選して紹介する、「読書マインドマップ」。第39回目は、ピーター・クラインの名著、こうすれば組織は変えられるを紹介します。この本のなかで紹介されているグットアンドニューは、リフレーミングを組織に根付かせる効果的な方法です。読者ご自身で実践しても効果があがる方法です。グットは嬉しいできごと、ニューは新しいできごとです。論より証拠、先ずご自身でトライしてその効果を体験してみましょう。

過去の「マインドマップ」バックナンバーはこちらからどうぞ。

本書で語られている“グッドアンドニュー”と言う方法は、校内暴力が多発する学校で、暴力的・後ろ向きの生徒を、協力的・前向きに変えるために考案された方法である。 障害や問題が起こったときに、その出来事を別の角度から見ることによって、意味をプラスに解釈する。それを組織内で、毎朝繰り返すことによって、プラス思考を習慣・定着化していくのだ

リフレーミングとは、目の前の現実を新たな視点で見つめ直し、様々な事実の中からポジティブなものを拾い上げ、ネガティブなものを後方へ押しやる作業のことである

リフレーミングは、「必ず状況を好転させることができる」という確信を持って行うことが大切である。ポジティブな要素を注意深く検討すれば、必ずネガティブな要素への効果的な対処法が見つかる

リフレーミングを習慣として組織に根付かせる最も有効な方法の1つにグッドアンドニューと呼ばれるものがある。グループのメンバーが1人ずつ順番に、過去24時間以内にあった良い出来事をあげていく。嬉しい出来事や体験に意識を集中させることで、それを活力源にし、ネガティブな出来事や体験に気持ちを塞がれないようにする習慣である

 

 読書マインドマップ

 

こうすれば組織は変えられる

画像は右クリックで新規タブで開くと大きな文字で読めます

 

 こうすれば組織は変えられる 目次

プロローグ 組織はどのようにして学習するのか?
ステップ1 組織の「学習文化レベル」を評価する
ステップ2 「ポジティブ思考」を奨励する
ステップ3 「考えること」を認める職場づくり
ステップ4 「リスクテイキング」を評価する
ステップ5 互いの「資源」となる手助けをする
ステップ6 「学習のパワー」を仕事に生かす
ステップ7 「ビジョン」を描く
ステップ8 「ビジョン」を生きたものにする
ステップ9 「システム」をつなぐ
ステップ1 「ショー」を始めよう!
「学習する組織アセスメント」

 

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