企業の発展に欠かせない見えざる資産「組織風土」の実態を可視化し、何を為すべきか改善課題を明確にする
組織風土診断とは
企業は人なり、企業で最も重要とされる経営資源は人財です。
共通の目標に向かっていく地盤を作り上げているのは人の心。
人の心が「組織風土」を形成し、組織風土がまた人を育てます。
企業経営にとって大切なことは、経営者が考えている理念・方針、戦略をいかに実現していくかということにあります。それには、全社一丸となって、遂行していくという組織風土が形成されていることが重要です。
どんなに立派な理念を有し、経営戦略を立案することができても、
それを実行する組織に好ましい組織風土がなければ、持続的な企業の発展はあり得ません。
組織風土診断は、自社に形成されている組織風土を分析し、
現状の好ましい点や問題点を明らかにして、
改善すべき課題を明らかにすることを目的に実施するものです。
このようなお悩みはありませんか?
1.成長の停滞を感じている
組織全体のパフォーマンスが停滞していると感じ、成長を加速させるための具体的な改善点を見つけ出す必要がある。
2. 組織の一体感が欠けている
部門間や社員間で一体感や共通の目標が欠如しており、組織全体でまとまって行動できていない。
3. 離職率が高い
優秀な人材が流出しており、その原因を明らかにして、従業員のエンゲージメントを向上させたい。
4. 変革が進まない
新しい戦略やプロジェクトが計画通りに進まない、または抵抗を受けることが多く、変革がうまく進まない。
5.経営層と現場の間にギャップがある
経営陣のビジョンや戦略が現場に浸透しておらず、認識のズレやコミュニケーション不足を解消したい。
6. 競争力の強化を目指したい
市場での競争力を強化するために、組織全体の連携を強め、パフォーマンスを向上させたい。
7.社員満足度を向上させたい
従業員の満足度を高め、働きがいのある職場を作りたい。
このようなお悩みをお持ちの企業にこの組織風土診断をお役立ていただきたいと思います。
成功事例のご紹介
成功事例:A社の組織風土診断による組織改善の取り組み
背景
製造・販売業のA社(宮城県)では、組織風土診断を実施し、管理者が自身のチームや部下との関係性を見直しました。この診断により、各管理者は自分の部署における課題や改善の余地を見つけて、具体的なアクションプランを策定しました。その結果、組織全体の風土改善に向けた取り組みが始まり、以下のような成果が得られました。
成果1: チームワークの強化
診断の結果、ある管理者(Aさん)は、自分の部署において改善意欲が低く、個人行動が多いことに気づきました。これに対して、Aさんは小チームを編成し、コミュニケーションを強化することで、チームワークを高める環境を作り出しました。また、部署の目標や方向性を明確にし、個々の意見を反映させることで、改善意欲の向上につながりました。
成果2: 信頼関係の構築
別の管理者(Bさん)は、部下との信頼関係が不足していることを診断を通じて認識しました。これに基づき、Bさんは部下に寄り添い、距離を縮める努力を行いました。その結果、信頼関係が徐々に深まり、部下とのコミュニケーションが円滑になりました。
成果3: 目標設定とリーダーシップの明確化
多くの管理者が、診断を通じて部署の目標設定やリーダーシップの欠如を認識しました。CさんやDさんは、方向性が不明確であることや、現状維持の傾向が強いことに気づき、具体的な目標を設定し、それに向かって組織全体が一致団結できるようリーダーシップを発揮しました。
成果4: チームコミュニケーションの改善
Eさんは、組織としての信頼や行動実績の重視において、チームの強化が必要であると認識しました。その結果、チームのコミュニケーションを改善し、共通の目標に向かって努力する姿勢が醸成されました。これにより、チーム全体の結束力が強まり、目標達成に向けた意欲が高まりました。
成果5: 管理者としての自己改善
複数の管理者が、自分自身のリーダーシップや部下とのコミュニケーションに問題があることを認識しました。例えば、FさんやGさんは、自分のリーダーシップスタイルや信頼関係に問題があることに気づき、それを改善するための具体的な行動を取りました。これにより、管理者自身の成長と共に、組織全体の活性化が図られました。
総括
この組織風土診断結果を組織の管理者と共有することによって、各管理者は自らの役割と責任を再認識し、具体的な改善策を実行に移しました。その結果、組織内のコミュニケーションが改善され、信頼関係が深まり、チームとしての結束力が向上しました。この成功事例は、組織風土診断が組織改善の有効なツールであり、継続的な成長を促進する力を持つことを示しています。
診断からご報告までのプロセス
貴社の組織風土上の特徴を確認し、より精度の高い診断を行うために経営陣にインタビューを行います。
アンケート記入方法の説明と今後の流れについて打合せをいたします。
ステップ2:アンケート調査
企業の成長の鍵を握る組織風土診断の実態を、経営者、管理者(幹部社員)、一般社員の各階層別に、60の質問からなる組織風土診断アンケートを実施します。このアンケートは、5つの要素と12の観点から構成されています。これらは、組織全体の健全な発展と持続可能な成長を支える基盤となります。企業がこれらの要素をしっかりと育み維持することで、変化する市場環境にも柔軟に対応し、長期的な成功を収めることができます。
ステップ3: アンケート結果の分析
アンケート結果を詳細に分析し、経営者、管理者(幹部社員)、一般社員の各階層別に、診断結果を分析します。分析結果に基づいて「組織風土診断レポート」にまとめます。
ステップ4:組織風土診断レポートの作成
組織風土の強みと改善が必要な領域を特定することで、具体的に取るべきアクションが明確になります。ステップ5:経営者への報告
診断レポートを経営者に報告し、改善施策の実行に向けた助言を行います。これにより、組織全体が目指すべき方向に向かって一丸となるための第一歩を歩むことが可能となります。
配付資料:組織風土診断レポート
ステップ6:「組織風土改善課題を設定する」研修の実施(オプション)
さらに、診断結果を改善行動に結びつけるために、経営陣、管理者を対象とした研修を行います。
配布資料:・組織風土診断レポート・研修テキスト
*成功事例の企業は、ステップ1〜6まで実施しています。
お客様の声
企業研修などお寄せいただいたお客様の声をご紹介します。
診断サービスを実施する貴社のメリット
1.現状の正確な把握
組織がどのような状態にあるかを客観的に理解し、表面的な課題だけでなく根本的な問題を見つけることが必要です。これにより、経営陣は効果的な戦略を立てるための確かな基盤を持つことができます。
2.改善点の明確化
企業が目指す方向性と現状のギャップを明確にし、具体的な改善すべき点を特定することで、リソースを効果的に配分し、対応することができます。
3.一体感の構築
幹部と現場、また部門間での認識のズレを解消し、共通の目標に向かって一丸となることが重要です。これにより、組織全体の一体感を醸成し、協力的な風土を育てることができます。
4.信頼関係の強化
組織内の信頼関係を再構築し、風通しの良いコミュニケーションを促進することが求められます。これにより、社員の意欲やエンゲージメントを高めることができます。
5.社員のモチベーション向上
診断を通じて社員の声を吸い上げ、働きがいや達成感を高める施策を講じることで、組織全体の活力を引き出すことができます。
6.変化への対応力強化
組織が迅速に変化に対応できるよう、柔軟な体制とプロセスの構築が必要です。これにより、競争力を維持し、ビジネスチャンスを逃さないようにすることができます。
組織風土診断のご相談・お問い合わせ
真剣に検討していただける経営者の方に、具体的な診断の内容や進め方、ポイント等をまとめた「組織風土診断の無料ガイドブック」を進呈します。