コラム

営業部隊は企業の石垣—盤石な営業体制を築くには?

営業部隊は企業の石垣—盤石な営業体制を築くには?

盤石な営業体制を築くには?

 1.織田信長が築いた石垣のように、強い営業組織を作る

日本で最初に本格的な石垣を築いたのは、あの織田信長です。
それまでの土の城とは異なり、石垣を取り入れた安土城の建築様式は、江戸時代まで続く革新的なものでした。

信長の後を継いだ豊臣秀吉も石垣を重視し、日本一の高さを誇る大阪城(高さ33m・11階建て相当)を築きました。
この巨大な城を支えた石垣の技術は、現代のコンクリートブロック壁の強度を上回ると実験で証明されています。

しかし、よく見ると石垣の石は不揃いで、バラバラな形をしています。
それでも、絶妙なバランスで組み合わされることで、地震にも耐えられるほどの強固な構造を実現しているのです。

 

 2.企業の営業部隊も「石垣」のように強固であるべき

石垣の構造を見ていると、企業の営業組織にも共通点があるのではないかと考えます。

当社では、営業機能強化プログラムを実施し、営業マンの方々と定期的に会合を重ねながら「提案営業の仕組み」を構築しています。

営業組織も、石垣と同じように
・個性豊かな営業マンが力を発揮しながら、
・それぞれの強みを活かして組み合わさることで、
・企業の営業体制を盤石なものにしていく

ことが重要です。

 

 3.営業の役割は極めて重要——営業戦略の本質とは?

企業の営業戦略は、次のような流れで構築されます。

・営業マンをはじめとする人々が情報を集める
・経営者が意思決定を行い、営業戦略を策定する
・営業部隊が営業政策を実行する
・最終的に営業マンの活動が成果を生み出す

つまり、営業マンの行動が、企業の成長に直結するということです。
しかし、多くの企業で、営業研修を受けてもすぐに元のご用聞き営業に戻ってしまうことが問題となっています。

 

 4.「営業力が強化された(ような気がする)」の落とし穴

あなたの会社では、営業研修を受けた社員が「営業力が強化された(ような気がする)」だけで終わっていませんか?

✔️ 研修に参加して意識が変わった!
✔️ 営業手法を学んだ!
しかし、数日後にはまたルーチンの訪問営業に戻っている…。

これは、単なる「知識の習得」だけで終わり、実際の営業活動に定着していないからです。

当社では、単発の営業研修ではなく、
貴社の営業機能を強化することを目的としたプログラム を提供しています。

 

 5.一人ひとりに合った営業力強化が必要

営業マンの学び方には、タイプの違いがあります。

・自分の経験から学ぶタイプ
・他者の実践から学ぶタイプ
・理論から学ぶタイプ
・講義から学ぶタイプ

当社のプログラムでは、メンバーの特性を見極めながら、最適なコミュニケーションを通じて営業スキルを定着させます。
毎回のミーティングを通じて、一つ一つの石を積み上げるように営業力を強化し、強固な営業組織を構築します。

結果として、貴社だけの営業マニュアルが完成し、経験の有無に関わらず誰でも強い提案営業ができる仕組みを作ることが可能になります。

 

 6.AI時代でも「提案営業」ができる営業マンは生き残る

「AI(人工知能)によって営業職はなくなる」と言われることがありますが、営業マンの仕事は決してなくなりません。

ただし、これは「提案営業ができる」営業マンに限るという前提があります。

× 単に会社とお客様の間を行き来して、商品を届けるだけの営業は、AIに代替される可能性が高い。
〇 顧客の課題を把握し、最適な提案ができる営業マンは、企業の成長に不可欠な存在となる。

AI時代に求められるのは、単なる売り手ではなく、
「顧客の創造」を実現できる営業マンです。

 

 7.営業なくして事業なし——営業組織の強化が企業成長の鍵

企業の目的は、P.F.ドラッカーが指摘した「顧客の創造」です。
顧客を創造するためには、顧客ニーズを把握することが不可欠。

そして、その最前線にいるのが営業マンです。
営業マンこそが、
・企業を成長させる力
・事業を変革する力
を担っています。

あなたの会社では、石垣のように強固な営業組織が築かれていますか?

もし、貴社の業績のアップダウンが激しいと感じるならば、
そこには必ず営業の仕組みに原因があります。

 

 強い営業組織を築きたいあなたへ

・成果の出る営業組織を作りたい!
・営業力の強化を、根本から見直したい!
・単なる研修ではなく、営業の仕組みを整えたい!

そんな企業様は、ぜひ当社の営業機能強化プログラムをご検討ください。

 

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