Q. 研修に参加する前にどのようなことでお悩みでしたか?
A.スタッフの育成において、パートスタッフが多く、個々の能力の差が大きいため、仕事の割り振りがフラットにできないことに葛藤がありました。
また、自分の言葉の周囲への影響についても考えることが多く、どのような対応をしていけばよいかが自分の課題でした。自分では「怒っている」つもりはないのに、相手にはそのように伝わってしまうことがあり、どのように伝えていくことが良いのか悩むこともありました。さらに、スタッフを見守ることができずにすぐに声をかけてしまったり、逆に任せることを恐れてしまったりすることもありました。これが原因で自身の仕事がたまってしまい、結果として残業が増えることになっていました。
Q.研修はどんな点があなたの役に立ちましたか、具体的にお聞かせください
A.この1年は、多くの学びがある有意義な期間でした。研修期間の10月から新たな社員スタッフが加わったことで、タイムリーな学びが増えました。以前は「任せる」ことに躊躇していましたが、指導の重要性や信頼関係を築くための適切な関わり方を学び、実践することができました。社員スタッフの元々の成熟度が高かったのも好都合で思い通りに進みました。
「信頼」に関しては日頃の言葉かけで、受け手側の捉え方も変わってくることを実感でき、今まであえて声をかけなかった小さなことも行うことで上手く進み、またスタッフの仕事に対する士気も高まっていることが見られました。今までは「怒っている」ような指導に関しても受け入れてもらえる面が増えたと思います。
残業に関してはあまり変わらない面もありますが、〇〇〇シートを活用したスケジューリングの方法を学んだため、今後も継続して改善していく予定です。
Q. この研修を知り合いの方などにお勧めするとしたらどんなポイントがありますか?
A.この一年間で基本理念の浸透が進み、唱和が定着しました。組織風土診断を通じて、スタッフ一人ひとりの異なる想いを理解することができ、これが非常に有益でした。今後も定期的に診断を実施し、組織の変化を観察していきたいと考えています。また、エゴグラム診断は簡単に行うことができ、これがスタッフ間でも盛り上がる場となりました。色々な人がいて良い、その方が組織が上手く回るということも実感できました。さらに、人間関係や信頼関係の構築に関する学びは、職場だけでなくプライベートにおいても非常に重要だと感じています。
お名前:H.N様、役職:管理職、年齢:40代
お客様の声にご協力いただき、ありがとうございました