ヒラメキはどこから来るのか
ある会社で問題解決のお手伝いをしています。
問題解決というと誰でもスパッと解決できることを望んでいませんか?
実際の問題解決は、試行錯誤を繰り返すものです。
問題解決のためには、まず問題を発見しなければなりません。
昨日のブログでも書きましたが、どうなればいいかと、どうなっているかを見比べて
何が問題かを明らかにします。
そして、手を打つわけです。
でも、手を打った結果100%間違いないとは断言できません。
この場合の解決策は、仮説です。
その通りなるかもしれないし、そうならないかもしれない。
やる前から結果が見えるケースは少ないものです。
やってみなければ何もわかりません。
だから、仮説検証サイクルを素早く回して確かめる必要があるのです。
もやもやした問題がスパっと解決できれば気持がいいと思いますが、
実際の問題解決には試行錯誤が必ずあります。
これは、皆さんもご経験があると思います。
でも、むやみやたらに試行錯誤を繰り返すのではなく、
試したこと、うまくいったこと、うまくいかなかったことを次のサイクルに活かすことが大切です。
昨日のブログにも書いたアイディアですが、
いろいろ考えて、試すからこそ、ちょっとしたことや何気ないことが刺激となって、
良いアイディアがひらめくのだと思います。
教育でもそうですよね。
子供にやり方を説明するのでなく、なるべく時間をとって考えさせることが大切です。
これは自分の子供の頃の苦い経験ですが、
やり方を覚えたと思っても、ちょっとひねりを加えられると、手も足も出なくなってしまったことがあります。
これは、考えるプロセスをショートカットしてしまったからなのです。
試行錯誤できる会社は、自力がある会社だと思っています。
石橋を叩いているばかりで橋を渡らない方がいたら教えてあげましょう。
やってみなければ何もわからないよ。
やってみた結果を活かそうではありませんか。
初めまして、コメントありがとうございます。
なるほどですね。
きちんと結果を記録しておけば、改良ができますよね!
私、岩手の三陸町に3年いたので、仙台も
よく行きました!
コーヒーに書いた文字、すてきですね!
いろいろな引き出しの中から、新しいものが出来上がるわけですものね。
毎日一歩つづ進み続ける事が大事ですね。
くりっく
ゆらぎの創発を思わず想起しました。
得るものは多々ありますね。
重要なのはそれに気づくか否かということで。
なんかワクワクしました!
改めて拝見しました。
経験しないと分からない。
マーケティングの石原明先生も同じ事を違う言葉で話していたのですが、マチスケさんのおかげで、記憶が強化された気がします。
ありがとうございます。
こんにちは。
問題解決は、同じ問題を経験した人は、比較的簡単に解決できますよね。
でも、誰も知らない、またはそういうアドバイザーがいない場合には試行錯誤になります。
個人では、それを楽しむことが成長かな、と思っています。
子育てで、解決法をしめさず、自分でやらせるのは、わが意を得たり!でした。
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斉藤さん
同じ内容のことを違う人が違う言葉で言っていることって多いですよね。私もそんなことに出会うことがあります。そのひと言って今自分が求めている情報だったりするのです。不思議ですよね。ありがとうございます。
圭さん
ドラえもんのどこでもドアでもあればいいと思いますが、ショートカットしたその先には、また同じかそれ以上の問題が用意されていますからね。おっしゃるように一歩一歩しかないわけです。
nobさん
ワクワクしていただいて(笑)ありがとうございます。
自分自身のアンテナの張り方によって気づきは変わってきますね。逆に目の前を素通りする場合もあるし。
タツさん
個人的にはアドバイザーがいても試行錯誤は必須ですね。一見無駄なようですがその後の展開がまったく変わります。それを成長と思って楽しむ視点なんですね。ありがとうございます。
トライするとき そのスピード(手を付けるまでの時間)は熱意の問題ですね。
決してスキルではありません。
スピーディーに実行して 副作用が無いかどうか ほんとにやりやすくなったのか
この確認を怠っていると“やらない方がいい”と言う職場になってしまいます。
ですからこそ すぐやって 結果を見て またすぐ判断したいのです。
「宝くじは 買わなきゃ当たらない」 そう言って 実行を促すのですがね・・・
acbさん
着手するまでの時間はおっしゃるとおり、個々人のマインドの問題ですね。私も幹部にハッパをかけることがあります。そうすると忙しいとか言い訳のような言葉が並びますが、本人も知っているのです。だからその先にあることを語ることがまず必要ですね。
>宝くじは 買わなきゃ当たらない
なるほど、うまいたとえです。笑)
ありがとうございます。