対立が生じることは好ましい!?
会議・ミーティングの意思決定の在り方について、ある人と話しをしていました。
出席メンバーに、この決定でよいかを尋ねて全員がうなずいた時、その決定はするべきでしょうか?
メンバー全員が賛成したから問題はない。
と思うかもしれませんが、複数の選択肢の中から選んだ決定なのかをよく見る必要があります。
意思決定とは、目的を達成するために、複数の代替案の中からひとつを選択する行為です。
常に、全会一致で決まるような会議は、その決定の中身を疑ってみる必要があります。
対立が生じてしまうことは好ましいのです。
複数の意見が飛び交い、対立した意見を交わすことによって、議論の中身が深まります。
後になって、「あの決定は間違っていた」ということを避けるためにも、様々な観点から揉んでおくことが重要です。
意見の対立がない時に、「今は決めない」ということは、意思決定の原則のひとつです。
会議のメンバーがその決定についてもう少し理解を深める時間が必要だということになります。
再度、仕切直しするのが賢明なのかもしれません。
それから、自分と違う意見が出た時に、むきになって自分の意見を押し通す方をたまに見ることもありますが、
対立した意見が出たからといって、自己を否定されたような気になる必要もありません。
自分が出した意見とどこが一致して、どこが異なっているのか相違点を明らかにして議論を進めることが大切です。
あなたの会社の会議やミーティングは、発言力のある一人の意見で決まったり、常に全会一致で決まるということはありませんか?
会議で常に意見が一致するからといって、組織が一枚岩であるとはいえないのです。
こんばんは。
私はサラリーマン時代は結構とんでもない発言をしたりする方でしたが、
今の仕事になると、会議自体がほとんど無いもので(汗)。
でも全会一致というのはある意味「思考停止」な気がしますね。
それぞれの企業、
そしてその企業を動かしている全ての人の為にも、
全員一致の「その先」がとても大事なんですね。
改めて考えさせられました。
ありがとうございます。
マチスケさん、こんにちは。
我が社の会議も このような傾向にあります。 一部の上司が一方的に8割方 喋り倒して、シャンシャン と会議が終わる・・。
何も考えていない我々の方も悪いのかもしれませんが・・。
ところで、
昨日の記事で、自分の考えの甘さを痛感いたしました。。
年初には、たとえ 冷やかし半分でも「診断士試験」を受験しようと決めていたのに、諸々の理由により 回避しようとしておりました・・。
マチスケさんが用意してくださったリンクから、早速案内をダウンロードして受験要綱を取り寄せるべく、手配をしました。
いつも、勉強させていただき 感謝いたします。
ありがとうございました。
こんばんわ!
夫婦してコメントになってしまいましたが、会議については
問題ある場合が多いみたいですね。
今勤めている会社でも社長に決定権があり、発言すると
叩かれるので会議中はみんな下を向いているとのこと。
結果みんな、疑問や他の意見があっても社長の意見で
決まってしまうという状態です。
こういう状態である時、社長が意識を変えなければ
体質は変わらないんでしょうか?
会議とはそもそも何をする為にあるのか?
従業員の立場としては、なんとも言えない。といった感じです。
粘り強さ、会議では大切な要素になりますよね。
飲食店では、毎日の売上が大切になってきます。
そうしますと、どうしても流してしまいがちになるのですが、
だからこそ、全ての人が納得できるまで会議をする必要があります。
くりっく
smoothさん
全会一致は完全に思考停止状態ですね。
ありがとうございます。
まなこさん
「その先」とても大切です。
ありがとうございます。
不良中年店員さん
診断士試験の受験要綱取り寄せの手配されたとのこと。まず一歩ですね。ご参考にしていただけて幸いです。
ありがとうございます。
まなこの旦那こと政さん
ご夫婦でご愛読に感謝です。これからもご夫婦仲良くコメント頂戴できると幸いです。
ありがとうございます。
圭さん
特に飲食店では調理人、接客担当者を交えた話し合いが大切です。そのために上司の方は「話しを聴く」耳を持たなければなりませんね。
ありがとうございます。