決断して執着してみる
中小企業診断士試験の試験案内、申込書類の配布が 5月8日から始まりました。
本気で合格しようと考えるなら、勉強の進捗度合いは抜きにしてまず受験するのが先決ですね。
合格ボーダーラインを超えるかどうかを決めるのは・・
診断士試験を受験しない方もご参考にしていただけたら幸いです。
この時期になって、準備が万全でない場合、
「来年にチャレンジすればいいや」と今年の受験を見送る方がいますが、
自分の同期生だった方や多くの受験生を見ていて、この決定がうまくいったケースは少ないと言えます。
来年やればいいと思う人は来年になってもやれません。
来年になればまた別の用事が発生しています。
決断しなければなりませんね。
決断とは、決めて、断つと書きます。
何かを切らないと得たいものを手に入れることはできないのです。
こんな話しがあります。
私が以前中小企業診断士の受験校で企業経営理論と財務会計の講義を担当していた時。
講義の休憩時間中に一人の受講生の言葉が耳に入ってきました。
「昨日の格闘技の○○戦、つい見ちゃったよ」
「おかげで勉強する時間がとれなかったけどね」
まあ、だいぶ前の話しなので多少言葉が変わっているかもしれませんが、大体こんな会話でした。
本気で合格したいのなら、好きなテレビとしばらくはお別れしなければなりませんね。
1回の講義は5時間ですが、当時、私はそのための準備は、講義の時間以上かけていたと思います。
私も格闘技好きですが、その試合があることは知っていても見ませんでした。
昼は働きながら夜勉強している人。
あるいは、退職して目標に向かって自己投資する人に対する礼儀みたいなものですよ。
診断士の受験コースは、1回目の授業から最後なる頃には3分の1ぐらいに減ってしまうのですが、
この会話をしていた方は、その数回後ぐらいにこなくなっていましたね。
合格することを決断することができなかったのでしょう。
本気で合格を目指す方にとって、受験費用を銀行に振り込んで申込みするところがはじめの一歩。
この決断をすることで、試験日までの過ごし方が変わってくる。
「来年チャレンジすればいいや」に比べると、
一日の過ごし方の濃度がまったく変わってくるのです。
準備が万全でなくても受験会場に行って空気を吸ってくる。
あの張りつめた緊張感を体感してくる。
そして、最終日まですべての科目を持ち時間いっぱいまでかけて受験する。
合格ボーダーラインを超えるかどうかは、この執着の度合いにあるのではないでしょうか?
あなたの力を押し上げてくれる力になるのです。
二日連続のコメントとなってしまいました。
思わず、共感したので、書かせていただきます。
私も某受験機関で講師をしています。
昨日の話とリンクすると思いますが、
夢であったり、自分がどうなりたいのか、
そこから逆算すれば、今現時点でやるべきことって
明確なような気がします。
ブログへのコメント、ありがとうございます。
そうですね。
永チャンのあのモチベーションは凄い!
我が家のお隣さんは、数10年来の永チャンファン。
テレビに出る時は必ず連絡があります。
うるさいくらいに情報提供をして来ます。
その彼は、ボロボロになるくらいにこの本、読み返しているんですよ。
話が逸れてしまいましたが、資格試験は何かしら、受け続けていきたいです。
最近も、去年ある資格を取られたお客様が、このリズムを維持したいとの事で、別の資格試験の勉強中との話しをしてくれました。
自分にリミッターかけることなく、頑張りたいものですね!
しんやさん
同じ立場から共感していただいたようですね。
合格者を見ていると「逆算」ができているように思います。昨日のブログの続きとして書いてみました。これからもコメントお待ちしています。ありがとうございます。
9sygoさん
なるほど「リズム」の維持ですか。確かに合格した時、自分の目標を達成した時の波にのれた感じを忘れないようにするということはとても大切ですね。ありがとうございます。
強い気持ちを持つことが大切ですね。
今日も勉強になりました、くりっく。
圭さん
ご参考にしていただけて幸いです。
ありがとうございます。