椅子取りゲーム
そもそも漫画家になりたいと焦ってみたところで、手塚治虫や石ノ森章太郎のような天才がひしめいていた
当時の漫画界に、ぼくが座る椅子はありませんでした。
それを承知で満員電車に乗り込み、あきらめて途中下車せずに立ち続けていたら、
あるとき目の前の席が空いた。
七十過ぎてアンパンマンがヒットしたことを、ぼくはそんなふうにもとらえています。
(やなせたかし『正義の味方はカッコ悪い!』の中で)
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