苦しいと思ったことはない
苦しいと思ったことは決してない。
プレーや試合ができれば決して苦しくない。
(松井秀喜)
米大リーグのワールドシリーズで9年ぶり27回目の優勝を果たしたヤンキース、
ワールドシリーズの最優秀選手(MVP)に選ばれた松井秀喜選手の優勝後の会見の言葉です。
興奮しますね。いま出張で山形に来ていて、夜ホテルでスポーツニュースを見ていたときに
ヤンキースの優勝、そして松井選手のMVPを知りました。
打率6割1分5厘、本塁打3本、打点8をマークしたとなれば当然といえば当然。
松井選手といえば読売ジャイアンツの不動の4番から2003年にニューヨークに渡り、
その活躍の模様はニュースでもたびたび日本にも伝えられていましたが、
今年は怪我が続いて代打や控えが続いていたように記憶しています。
2006年には試合中に左手首を骨折し、日米通算1768試合連続出場がストップ、
手術のために3年連続で戦列を離れる状態に見舞われる。
思えば連続出場がストップしたあの試合から徐々にリズムが狂ってきたように思います。
しかし、今年の締めくくりの試合であの活躍。
そして冒頭の言葉、松井選手らしいではありませんか。
「過去は振り返らない」を繰り返す松井選手。
そうして前を向き、ひたむきな努力をする。
怪我がつづいても決して腐らず、自分がなすべきことを一人繰り返す。
その技術もさることながら精神力の強さ、大いに勇気をもらいました。
また来シーズンもヤンキースのユニフォーム姿の松井選手がみられることでしょう。
松井選手おめでとう。
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