未来を今日に織り込む
計画において重要なことは、明日何を行うかを考えることではない。
明日のために今日何を行うかを考えることである。
(P.F.ドラッカー)
「景気はこれからよくなるでしょうか?」という質問をする方がいますが、
正直この問いに明快に答えられる方はいないと思います。
よくなるかもしれないし、悪くなるかもしれない。
予言者でない限り、こう答えるのが精一杯ではないでしょうか?
ドラッカーの言葉を借りると、『重要なことは、未来において何が起こるかではない。
いかなる未来を今日の思考と行動に織り込むか、どこまで先をみるか、
それらのことをいかに今日の意思決定に反映させるか』ということになります。
冒頭の質問はその意味からも受け身ですね。
大事なことは、景気がよくなった時にスタートダッシュできるように、
今、何を為すべきかということになるのだと思います。
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