要領よく手を抜け
能率というのは、「目的を果たしながら、もっとも要領よく手を抜くこと」です。
(西堀 榮三郎)
辞書を引いてみると、手を抜くとは、しなければならない手続きや手間を故意に省くこと。
要領がいいとは、処理のしかたがうまい、手際がいいということ。とあります。
「要領よく手抜きをする」は、品質とスピード両方の概念が入っているのではないでしょうか。
仕事の要所、要所を押さえているということ、つまりポイントを押さえているということ。
そして、できるだけ手際よく最短でそれぞれのポイントをクリアしようと工夫すること。
成果を上げている方は、こういう仕事を行っています。
時間をかければいい仕事ができるというのは、
顧客満足ならぬ、単なる自己満足であることも多いものです。
当然のことながら、ただ手を抜くのはNG、プロにはあってはならないことです。
要領よく手を抜くために、頭で汗をかいて智恵を絞りだすのです。
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