残すもの捨てるもの
いかなる商品、いかなる活動もスタートを切った瞬間から陳腐化し始める。
したがって、あらゆる商品、事業、活動について現行のまま継続してよいものかどうか、
2,3年ごとに吟味しなければならない。
(P.F.ドラッカー)
昨日の続きです。
体系的廃棄とは、会社の事業、商品、すべての活動について、
陳腐化したもの、生産的でないものの廃棄を制度化することです。
ドラッカーは2,3年ごとに実施すると述べていますが、
ライフサイクルが短くなっている現在においては、期間を短縮して考えた方が現実的です。
現在、行っているすべてに対して、
『「これにまだ手をつけていなかったとしたら、いまでも着手するだろうか。」を問い、
ノーであれば、「どのように、またどれくらいの時間で手を引くべきか」を自問自答する。』
これは経営者が意思決定をモニタリングするための問いです。
私たちが健康を維持するために体内の老廃物の排出が必要なように、
企業の存続と発展のための“デトックス”に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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