欠点を探すな
あらゆる競争相手を研究しろ。欠点は探すな長所を探せ。
私たちは他人の間違いには興味がない。正しいことに興味があるのだ。
サム・ウォルトン
ある会社で事例から学びを得てもらうための時間を取りました。
事例を見ながらディスカッション、すると次第に話しの方向は欠点探しに向かうことに。。。
自社のことはさておき、同業他社のあら探しはすぐ指摘できるようです。
米国のディスカウントチェーン、ウォルマート創業者のサム・ウォルトンは、
『私の経営はベストではない。もっとベターな方法を他社がやっているはずだ。
それをつぶさに見て回り、改善を続けることが何よりも大事な経営だ』といって、
ストア・コンパリゾン(ライバルの視察)を日常の業務とすることを奨励し、
自分も73歳で倒れるまで続けたそうです。
他人の欠点探しをするより、長所を探す方が自分の知識や経験の不足を補うことができます。
また、違ったアングルから眺めてみることで、自分が考えもしなかった点に気づかされることもあります。
何よりも毒ガスを吐き出さないことが精神衛生上よいですね。
それには、先ず自分の未完成さ、未熟さをを許容するスタンスが必要です。
そうするとライバルの長所からも素直に学べることに気づくことでしょう。
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