創造性を妨げているもの
創造性とは、制約だと自ら思いこんでいるものが何かを知り、それを取り除き、
除去した結果がどうなるかを考えることができる能力のことである。
ラッセル・L・エイコフ
なるほどと思われた方、続きがあります。
『創造性とは何かを知ったからといって、それが創造性の向上にあまり役立つわけではない。
自ら思いこんでいる制約が何かを知ることが非常に難しいからである。』
エイコフが述べているように、自らの「思いこみ」を知ることは容易ではありません。
とくに「制約」となればなおさらのこと。
例えば、人財がいない、魅力ある商品がない、予算がない・・など、
経営資源の制約を前提に経営施策を考えようとする経営者がいらっしゃいますが、
この状態で創造性を発揮するのは困難といえます。
打ち手が限られるからです。
先ずは「制約を排除の対象」と捉えてみてはいかがでしょうか?
いったん脇に置く、そして、あなたが本来実現したいことについて考えてみる。
打ち手は広がっているのではないでしょうか?
制約は克服すべき対象に変わっているはずです。
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