情報を引っ張ってくる力
NHKで放送されている「アクターズ・スタジオ」という番組。
放送が不定期であるために、見逃してしまう場合もありますが、私がウオッチしている大好きな番組の一つ。
毎回楽しんで見ていますが、仕事にもとても役に立ちます。
「アクターズ・スタジオ・インタビュー」
司会のジェームズ・リプトンが、ゲストである映画俳優、監督にインタビューする番組です。
ゲストの一流の映画俳優や監督たちが、困難を乗り越えてきたエピソードから気づきや学びが得られる点がこの番組の肝といえますが、それ以上に、私が参考になっているのは、
ジェームズ・リプトンの一流のインタビュースキルです。
ゲストの魅力がふんだんに引き出されます。
視聴者の多くは感情を移入して観ていることでしょう。
ゲストが「え、何でそんなことまで知ってるの?」といったリアクションをとるような鋭い質問も毎度のことです。
相当、周到な準備をしてからインタビューに臨んでいるのだと思います。
そして、いぶし銀のような聞くべきことを聞き出すインタビュースキル。
一流のインタビュアーは、質問も実に切れ味が鋭い。
自分が求めている情報は、周到な準備と、適切な質問ができると手に入れることができるのだ、ということがこの番組を見ていてよくわかります。
これは、情報収集という言葉を知っていても、情報収集することができない営業マンには必見の番組といえるでしょう。
こんにちは。
なるほど。「一流の質問者に学べ」ですね。
いままで、そのような見方で、TVを見たことはありませんでした。確かに、周到な準備があってこそ、ゲストから思わぬコメントが引き出せるのでしょうね。
へぇ†、そんな面白そうな番組があったのですか。
質問力強化は、われわれ営業マンにも大きな課題です。
NHKの「アクターズ・スタジオ」...私も見ています。
毎回の様々ゲストに加え、リプトンの落ち着いた物腰とウイットに富んだ機知溢れる質問。
最後に行われるスタジオ観覧者(未来の俳優や監督達…)達の質問に、真剣に答えるゲスト。
良質な番組は、見ている方もリラックスさせますね。