あなたにピッタリの感情表現
語彙が豊かになると、得をすることも増えてくるかもしれませんよ。
今日はとっておきの本をあなたに紹介しましょう。
あなたにぴったりの感情表現で、周りの人をハッピーにしてあげてください。
「カタカナ語」、ついつい使ってしまう場合があります。
先日、食事時に私たち夫婦の話を聞いていた子供が、カタカナ語の意味がわからずに尋ねます。
そこでとっさに出て来た言い換えの言葉がカタカナ語。。。
一同爆笑ということになりましたが、私たちの周囲にはカタカナ語が溢れています。
「カタカナ語」は、素早い意思疎通ができるという点で、同じ言葉を共有している人同士では便利ですが、使用法には注意が必要。度が過ぎるとこのような滑稽さだけが残ります。
後述しますが、日本語には素晴らしい言葉がたくさんあります。
言語学者の金田一秀穂氏は、「語彙はデジカメの画素数だ」と言います。
200万画素よりも500万画素のデジカメの方が、より正確に、より美しく表現できる。
言葉も同じで、「1万語の語彙よりも3万語の語彙を持っている方が、精密に正確に伝えられる」
さらに、「伝えるだけでなく、考える力にも語彙の数は影響する」
「言葉は考えるために使うものであり、語彙が豊富だといろいろなことを考えられるようになる」
これは、腹に落ちる例えではないでしょうか?
私の好きな1冊に、中村明氏の感情表現辞典という本があります。
自分の気持ちにピッタリ合う感情表現を見つけることができるというのが売りの本。
近現代の作家197人の作品806編から、感情の微妙な陰影を描写した言葉が収録されています。
相当手間暇がかかっていますよ。本への愛情が感じられます。
例えば、喜怒哀楽の「喜び」
あなたはどんな風に表現できるでしょうか?
「大喜び」・・?
「お祭りさわぎの喜び」・・ん、良い感じになってきました。
「なりふり構っていられない大きな喜び」・・感情までも伝わってきます。
「子供が瓜に飛びついたような喜び」・・光景が目に浮かびますね。
「野獣が山に放たれたような喜び」・・ハードボイルド風ですか。
・・なかなか楽しいゲームです。気の合う仲間とやってみては?
感情豊かに表現できる日本語の良さをあらためて感じます。
表現力を豊かにしたいビジネスパーソンにはおすすめの一冊。
ビジネスに限らず、私たちの日常でもコミュニケーションはとても大切ですね。
コミュニケーションは「伝達」と「疎通」ということになるでしょうか。
辞書では「人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと」とあります。
口頭または文章で相手に伝えるだけでなく、とどこおりなく相通じることです。
マーケティングの原点もここにあります。
語彙が豊かになると、物質的・精神的にも豊かな生活が送れるようになるかもしれませんね。
日本語ってほんと表現が豊かですよね。
日本語でしゃべってて、
英語の字幕が出てるものとかみると、
英語の表現の少なさ実感できます^^;
日本語はあらためてすごいですよね。
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こんにちは。
んんん。納得です。
日本語には、素晴らしい言葉が多いですね。
もっともっと、語彙を豊かにしたいと思いました。
大場さん、こんばんは!
狭い使い方しかできていないなぁと思います。仰るとおり使う表現次第で外からの見え方も違ってくるのでしょうね。