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中心に何を持ってくるかが大切だ

せんべい汁って知ってますか?
今日はせんべい汁と、企業の経営戦略について考えてみましょう。


岩手県に出張の帰り、お土産を買いに店に入りました。
岩手といえば、南部せんべいが有名です。
ごま・落花生・醤油・くるみ・イカ・ピーナッツ・厚焼き・薄焼きいろいろな種類があります。
南部せんべいってこんなに種類がある。

どれにしようか・・と、数多くの南部せんべいを前に悩んでいると、ふと目についたものが。
「せんべい汁」
店員さんに聞いてみると、せんべい汁はお菓子ではなく、郷土料理だそうです。

せんべいとは、堅い状態のものを「パリッ」と食べるものだと思ってましたが汁ものがあるとは。
そういえば「ぬれせん」なるものもありますね。
ぬれせんを発見した時も驚きがありましたが、せんべい汁もある意味「ぱらだいむしふと」です。
せんべいはせんべいとして食べる方がおいしいのでは・・と思いつつチャレンジャーの私は買ってみるのです。
早速、レシピをみながら作って見ることに。
①鍋に水800ccを入れ、火にかけ、人参、だいこん、ごぼうを入れる
②沸騰したら、鶏肉、糸コン、きのこ類、とうふを入れる
③煮立ったところにスープを投入。(せんべい汁についていました)
④更に、せんべいを割って投入。ネギを追加。
せんべいがやわらかくなったらOKとのこと。
アツアツを食べてみる。
ウマイじゃないですか。
頭で想像していたものよりずっとうまい。
ん、でもこれってどこかで食べたことがあるな。
「すいとん」か!
せんべいのかわりに薄力粉をこねたものを入れるとすいとんです。
ちなみに、すいとんを妻の実家のある地方では「ひっつみ」といいます。
あれ、秋田の「きりたんぽ」もこういう味だったかな。
もちを入れると「雑煮」だな。
「もち」=雑煮 


「薄力粉」=すいとん + ← 肉や魚、野菜やきのこなどでダシを取った汁 →+ 「南部せんべい」=せんべい汁
(=ひっつみ) 


「きりたんぽ」=きりたんぽ・・
・・いろいろと汁物メニューが出て来そうです。
中心部分を起点にいろいろな料理が思いつきますが、どれも「はずれない料理」ばかりです。
まずいものはないでしょ?
それは、コア(核)の部分がしっかりしているからです。
コアの部分がしっかりしていれば、中心を起点にいろいろなバリエーションを展開できる。
これ会社でも一緒ですね。
ビジネスでも、会社のコアになるものが決まれば、いろいろなバリエーションで戦略を展開することができます。
あなたの会社のコアの部分になるものは何でしょうか?

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コメント

  1. せんべい汁、面白い食べ物ですね。
    先日、きりたんぽ鍋しました。
    おなじような味なのですかね。

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