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自分だけの検索エンジン

NHKプロフェッショナルの司会でもお馴染み脳科学者茂木健一郎氏の著書を読みました。
ひらめきに関する誤解が述べられています。



・ ひらめきは天才にだけ起こるものである
・ ひらめくためには考えることを脳に強制し無理矢理ひねり出す必要がある
もし、あなたがこう考えているとしたらそれは誤解です。

ひらめきを得るためには、脳がリラックスする状態を作ることが一番大切。
そのためには、脳に関する抑制を外すことが必要です。
抑制を外すとひらめきが勝手に起こってしまうように人間の脳はつくられているのだそうです。

あなたはこれまで、決めつけや思いこみ癖があると、他人から言われたことがありませんか?
気をつけてください。
それは、あなたのビジネスを発展させる芽を摘んでいる可能性があります。
決めつけや思いこみはひらめきにとってじゃまになるものです。

哲学者の西田幾多郎氏は、散歩をしながら「ひらめき」を得ていたそうです。
西田氏が毎日決まって歩いた散歩道は、「哲学の道」と言われています。

脳科学者の立場からは、リラックスするためには歩き慣れている道がいいと言います。
新しい道だと周囲の景色に目を奪われて脳がリラックスできないからだそうです。
つまり、毎日散歩している道、毎日通っている道が、すべての人にとって哲学の道となる訳ですね。

前に、自分の経験から散歩とビジネスの話を書きましたが、
その直後に、次々と関連情報が集まってきました。
自分の頭の中に質問を入れておくと、その答えを脳が勝手に見つけ出してくれたのです。
また、あることに悩んでいて、本屋に入って何気なく本を開くと、
そこに自分が必要としていた答えが書いてあったこともあります。
出会うはずのないシチュエーションで、偶然、求めている人に出会ったり、
電話がかかってくることもありましたね。

あなたもこういった体験ありませんか?
検索エンジンが誰の頭の中にも設置されているようです。
自分だけの検索エンジン。それもかなり高性能の。
使いこなす方法はとてもカンタン。“思いこみ”という自分の制御を外すのです。
でもそれが一番難しいという人がいるかもしれませんね。
最新の脳科学の分野は面白いですよ。

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コメント

  1. ひらめきってありますよね。
    確かにリラックス状態だと、
    ひらめきっておきやすいですよね。
    ぼーっとしているときなんかも多いですよね。
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  2.  私にとっては毎日の散歩と 毎週行く山道でしょうか
    面倒くさがりなためか 毎週同じ山の同じ登山道を行くのですから
    きっと脳は開放されているかも・・・
    でも 私の場合はひらめきは会話の中が多いですね。
    会話中 脳は相当にオープンなのかな?
    歩いているときは 自分の意識を固めるのに役立っているように感じますよ。

  3. 大場さん、こんばんは!
    意識するだけで情報が集まってくる、だから色々なことを気にしないといけないと聞いたことがあります。
    自分で自分の邪魔をしているという状態は避けたいと思います。

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