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病は気から・・って

この時期、鼻水、くしゃみ、目がかゆい・・こういった症状に悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Aさんは今年からこの症状が続いているので、一度、見てもらおうと病院に行ったとのこと。
するとこんな診断をされたのだそうです。



ちなみにAさんはこの病院(内科)で診察するのは今回が初めてということです。
病院にいって問診票に記入し、名前が呼ばれたので診察室に入りました。
以下、Aさんと先生のやり取りです。

先生「きいろいどろどろの鼻水が出ますか?」
Aさん「いえ、出ません。」

先生「じゃ、花粉症ですね。」

「じゃ・・って」
この先生、問診票を見て、他の診察は何もしていません。
きっとAさんだけでなく、「本当に大丈夫?」って気になるはずです。

すると先生、「うちの妻も同じ症状なんですよ。」(以後、奥さんの話が続く)
先生、話し好きらしく、雑談が延々と続くのだそうです。

Aさん、さすがに心配になり、
「検査しないんですか」と聞いたそうです。

先生「花粉症の検査ってないんですよ」

話しを聞いてみると、よほどのアレルギー体質でないと検査はやらないのだそうです。
先生曰く、アレルギー体質かどうかは見た目でわかるとのこと。
さらに、花粉症の原因について話しが続きます。

花粉症は、「心理的な要因」と「体力が落ちている時になる」のだそうです。

先生「ある製薬会社でこんな実験をしたのです。
花粉症の症状の人に集まってもらい、ラムネ菓子と新薬を飲んでもらいました。
すると、4割の人はラムネ菓子で直ったのです。」
「病は気からですから、自分がそう思えば(花粉症だと)来年もなるし、思わなければならないのです。」
先生によると、テレビで花粉症が多いと聞いただけで発症する人が多いのだそうです。

病は気からってのは何となくわかる気がしますが、こういった診察で薬を処方してもらって大丈夫なんですかね。
最近は、インフォームド・コンセントということで、病院側が患者に対して十分な説明をするようになりましたが、昔はざっくりしていました。
処方された薬がどんな効果があるのか、副作用が、なんて説明は聞いたことがありませんでした。

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花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で、くしゃみや鼻みずなどの症状を起こすというということが知られていますが、この話しを聞いて、インターネットで花粉症を調べて見ました。

花粉という異物(アレルゲン)が身体に侵入すると、異物を体外に放り出そうとして、くしゃみや鼻水で体の中に入れないよう防御するという説明が多いようです。
一方、花粉情報や花粉症に過剰意識を持つのもよくないとの記事もありました。
この先生、診察の最後にこんなことをいったそうです。

「この薬を飲んで効かなければ、耳鼻科に行ってください。」

まるでドリフのコントを見ているようです。(笑)
この病院(この先生は内科です)には耳鼻科はありませんから、治らなければ他の病院に行けということなのです。
先生、医療行為に対する説明責任果たしていませんよ。
Aさん曰く、病院に行って“ラムネ菓子”をもらったような感じだそうです。

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コメント

  1. 大場さん、こんばんは。
    その経緯だと確かに薬がラムネである可能性も(汗)。
    ただ、「鼻水+目がかゆい」という症状なら、最初に耳鼻科
    なりで「アレルギーテスト」をしてもらった方が良いでしょうね。
    私も花粉歴20年超なのでわかりますが、「気」というよりは
    自律神経等(?)にも関係する部分もあるんですよね。
    例えばどんなに鼻がつまっていても、仕事で大きなミスをしたり、
    して、肝が冷えた時など、不思議と鼻が通ったりとか・・・。

  2. 花粉症は特に典型ですよね^^;
    大半は自分自身の自己診断で
    花粉症って言ってる人おおいですが、
    実際検査してみると、
    花粉症じゃなかったって人多いみたいですしね^^;
    ほんと病は気からだと感じますよね。
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  3. 大場さん、こんばんは!
    スゴイお話ですね。驚きました。
    安心するために病院へいくという面もあるので、そういう点では不満を感じそうです。

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