計算式を丸暗記するな!
今日は財務・会計に関する参考書を1冊ご紹介しましょう。
参考書といっても身構える必要はありません。
30分で読めてしまうような本ではありませんが、いざという時にあなたのビジネスにきっと役に立ちますよ。
最近、会計本がある意味ブームになっていますね。
初心者にやさしく読みやすい語り口調の体裁をとっています。
中には速読を知らない人でも30分ぐらいで読めてしまう本もある。
1冊を3冊ぐらいに分割してしまったような本もありますね。
数字アレルギーの人が入り口として読む分にはいいと思いますが、
ちょっとずつステップアップしていきたいものです。
そんな本に慣れてしまった人もぜひこの本はおすすめしたい。
経営分析の本です。
経営分析というと、計算式の解説に終始した本はたくさんあります。
でも、それらを実務に役立てられるかというと、今一つな感じがします。
本書では経営分析の目的を次のように述べています。
重要なのは、全体の体系を俯瞰し、「なぜ、そう考えるのか」を自らに問い、
分析の結果を見て、「企業は何を訴えているのか」を読みとることです。
それがわからなければ、どんなにきれいな分析資料をまとめても、
その本質を読みとることはできないでしょうし、他の人を説得することもできません。
風雪の流布に惑わされることなく、自らの分析能力を磨くことで、
数値の裏に隠された、企業の叫び声を聞き取ってください。
カタイ話しをとてもわかりやすく説明していますが、
きっといつも読み慣れている会計本の3倍ぐらいの中身の濃さがあると思います。
どこか喉に骨が突っかかっていた、消化不良な感じが晴れていくかもしれません。
語り口がとても滑らかなのでスムーズに頭に入ってきます。
このブログをご覧になっている方の中には、
コンサルタントや専門家も少なくないようですが、自分の知識の点検のためにチェックしてみるのもいいでしょう。
それから、診断士の受験を控えている人や実習を控えている人にも向いています。
いま、財務・会計は1次試験だけでなく、2次試験にも出題されますからね。
もちろん、経営者には必須であることは言うまでもありません。
営業や技術はまかせての社長さんも、担当者任せではいられない時代になったんじゃないでしょうか。
専門用語や計算式を覚えるだけでなく、なぜそう考えるのか、考え方を伝えてくれる良書です。
経験と勘から脱皮したい方に。
決定版 ほんとうにわかる経営分析 (単行本)
高田 直芳 (著)
出版社: PHPエディターズグループ
会計本も誰にでもわかりやすい言葉で
書くと面白く読めるものですよね。
専門用語びっしりだと、
いくら専門家でも読むの大変ですしね^^;
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こんばんわ。
会計の本、かたい本だと読みたくないもんですね。
なぜそう考えるのか、考え方を伝えてくれる本なら、歓迎ですね。数字の本は、わかりやすさが一番ですね。
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大場さん、こんばんは。
うーん、そこまで言われると買いたくなります(笑)。
本業にも使えそうですし。
・・・ただ、読んでもウチのブログでは多分紹介できないんですが(爆)。
大場さん、こんばんは。
今日のウチの記事では、皆さんの「バブル武勇伝」
がお伺いできるかと思いきや、あんまり
そうでもなかったですね~(笑)。
きまぐれコンセプトはハマるときはハマりましたが、
たまにしょうもない「ダジャレ」で終わらせていたのが
ちょっと残念でした(笑)。
いずれにせよ、900ページ超というのは、
電車で持って読むものではないです(涙)。