時々、真上から眺めてみよう
gooリサーチによると、尊敬できる上司の性格ランキング、
トップは、『正当に評価できる』でした。以下の順位は次の通りです。
2位 責任転嫁しない
3位 決断力がある
4位 差別、ひいきがない
5位 信頼感がある
6位 人間的な魅力がある
7位 部下の失敗を完全にリカバリーできる
8位 話を聞いてくれる
9位 面倒見がよい
10位 教え方が上手
面白いですね。
これらを裏返すと、正当に評価しない上司。責任転嫁する上司。決断力がない上司。
差別、ひいきをする上司。信頼感のある上司。人間的な魅力がない上司。
リカバリーできない上司。話しを聞いてくれない上司。面倒見が悪い上司。
教え下手な上司。。。
部下の目は上司であるあなたをしっかり見ています。
あなたに毎朝、笑顔でお茶を運んでくれる女子スタッフも例外ではありません。(笑)
「うちの会社の社員は大丈夫だよ。」
本当に?
このランキングを見ながら日頃のビジネスシーンを振り返ってみると、
いろいろと気づきもあるのではないでしょうか?
さて、ランキングトップの正当な評価について。
どんな“立派な”評価制度があって、評価基準の客観化を図っても、
部下の日々の行動に当てはめて判断するのは評価者という生身の人間です。
評価者が評価の仕組みを正しく理解していなかったり、
部下とのコミュニケーションを通じて部下に接する機会がなければ評価制度は機能しません。
評価制度だけで会社にある問題が解決したり、業績がアップすることなどあり得ませんから
突きつめていけば人と人とのコミュニケーションに行き当たることになります。
手柄は自分のもので、問題が発生した時は部下を責め立てるような上司では評価以前の話しです。
5位に信頼感がありますが、全体を通して根底にはお互いの信頼関係が絡んでいるのでしょう。
上司が評価してくれないという不満を持つ部下も少なくないと聞きますが、
もう一面で自分が投げた力以上のボールが帰ってくることはないという話もあります。
どちらが正しいかでなく、両方とも正しいのです。
コミュニケーションといいましたが、これをを成立させるのは受け手の側にあります。
これが、相手の立場にたって考えるということになります。
常に、相手が受けられる球を投げているか?
相手が受けられない剛速球や、相手の手が届かない球を放り投げていないか?
このあたりから考えることが、冷静さを生み、心の余裕を取り戻してくれるのではないでしょうか。
こういうテーマをきかっけに、
自分をずーっと真上から眺めて見るということも時には必要かもしれません。
俯瞰してみるのです。
そう、両者とも、お互いにね。
こんばんは。
「確かに確かに」と思いながら読んでいました。
相手の立場を考えながら公平を期しながら接する。
そんな気持ちでやっています。
でも受けての感じ方は様々。そのあたりが難しいです。(痛感!)
私、まだまだ修行が足りません・・・。
頑張ります。
大場さん、こんばんは。
ちゃんとした「上司」がいなくなってからずい分経ちます。
大場さんと違って、マネージメント等に疎い私は、
どうも「上司」「部下」の関係について、今ひとつよくわからないというか(汗)。
本を選ぶ時もどうしてもその手の本は後回しにしちゃうんですよね。
自営業であっても、いつかは必要になることなのに・・・。
そして今日うちでご紹介した本、原書はえらく古いものでした(汗)。
お気をつけあそばせ(・・・ってもう遅いですか(汗)?)。
自分からの視点、
相手からの視点それぞれですよね。
それぞれだからこそ相手からの視点を持つようにですね。
なかなかそれが難しいところですが^^;
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大場さん、おはようございます。
コメント頂いた件。
おっしゃるとおり、右脳開発のワークとフォトリーには
関連性があるようですね。
・・・と他の方のコメント読んで思った私。
ただ、フォトリーは実践しやすいのですが、今回ご紹介した
本のワークは果たして私がやるかどうかビミョウです(汗)。
大場さん、こんばんは!
> 俯瞰してみるのです。
> そう、両者とも、お互いにね。
お互いということにはっとしました。自分だけでは伝わらないこともありますよね。ありがとうございます。