部下の感情に働きかけるコミュニケーション
上手な褒め方、叱り方は部下の動機づけには効果的だと思っていても、
具体的にどう進めればいいのかわからない、そんな経営者、マネージャーにおすすめの方法があります。
「褒める」と「叱る」。
どちらも感情に訴えかけるコミュニケーションですから、上手に行うことで部下育成に効果が期待できます。
一方、使い方を誤ると部下のやる気を失わせるなど逆効果に働くことも。
好事例があります。
日本電産の永守社長は、叱った後は必ずアフターケアをしているそうです。
どんなアフターケアかというと、
「褒めちぎりの手紙」を書いている。
口で叱って手紙で褒めるという点がポイントです。
叱ったことは後に残さず、褒めたことはいつまでも残るということ。
部下のマネジメントの方法はこのブログでも度々お伝えしていますが、
「叱った後にどんなアフターケアをすれば叱ったことが活きるのかをつかんでおく」
褒めると叱るはバランスが大切です。
“褒めちぎりの手紙”のメリットはこれだけではありません。
「手紙を10回読めば10回、20回読み返してくれれば20回褒めたことになる」
インターネットの時代に手紙というアナログツールの機能が最大限に発揮されますね。
手紙だからこそ伝わる言葉なのでしょう。
それから手紙は切手を貼ってポストに投函することになります。
社長からの手紙が届けば家族も驚くことでしょう。
封を切って見ると・・
褒め言葉がたくさん書いてある。
直接本人に対して褒めるよりも効果的です。
同様の効果として、人前で褒めるという方法もあります。
ただ事実に基づいていないと逆効果になるのでご注意を。
普段は口に出して社員を褒めることが滅多にない経営者も少なからずいらっしゃるかもしれません。
褒めることが苦手というのであれば、手紙を書いてみてはいかがですか?
え、照れくさい?
褒めることの意味を理解すれば、慣れることが専決でしょうね。
私はどうかって?
上手に使ってますよ。 夫婦間のコミュニケーションにも効果的です。(笑)
褒めると叱るはどちらも部下の感情に働きかけるコミュニケーションです。
どんなに心の底で思いやっても、相手に伝えないと届きませんからね。
言わなくてもそのくらいわかるだろうでは、そのうちに社員さんにそっぽ向かれてしまいます。
「叱った後にどんなアフターケアをすれば叱ったことが活きるのかをつかんでおく」
ここに褒めると叱るの上手なバランスが表現されています。
バランスよく使うことで効果的マネジメントとして活きてくるのです。
褒めちぎりの手紙っていいですね^^
いろいろと応用もできそうですしね。
アメとムチをうまく使い分けないとですね。
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大場さん、こんばんは!
褒めるためには慣れが必要だというのは納得です。褒める側だけではなくて、褒められる側も。褒められると裏があると思うメンバーが結構多いもので・・・。
大場さん、おはようございます。
>手紙を10回読めば10回、20回読み返してくれれば20回褒めたことになる
これは「目からウロコ」でした。
とりあえず、ヨメへの感謝の言葉はケータイで送るように
してみます(笑)。
それと、ベネッセの教材。
ムスメより半年遅く生まれた甥がいるのですが、
そちらの家に届く教材は、ムスメのものより、
少しずついろいろな部分が改善されているカンジです。
さすがだな、と・・・(汗)。
こんにちはご無沙汰しています。
さすが、永守さん、一代であの規模の会社を築いた人ですね。
でも、叱るときはチビルくらい怖いんだろうなー。
こんにちは。
褒めちぎりの手紙。
シンプルですが、効果覿面のようですね!
もらった人のことを考えると、やっぱりほめてほしいですよね。
参考になりました!
<私はバースデイカードの郵送と毎月の個人賞の授与の際に「ありがとう」をテーマにした手紙を入れています。喜んでもらっていますが、褒めちぎりの手紙もぜひやってみたいです>
大場さん、おはようございます。
コメント頂いた企画ですが、第二段はぜひ参加されてみてはどうでしょうか?
私はハナから「800字前後」というのがネックになっております(汗)。
そして1冊本を選ぶのはもっと大変・・・。
こんにちは。
<昨夜、投稿したつもりだったのですが、掲載されていません。エラーだったみたいなので再送します。重複していたらご容赦ください>
昨年夏から、鹿児島でコールセンターの所長をやっています。
業績アップの前に、モチベーションアップが大切だと考え、いろいろ試しています。毎日が楽しいです。
添付のURLは、この半年の施策をまとめたものです。
ぜひお読みください!
またお邪魔します。