本読みと武道の共通項
休みの日に古本屋めぐりをするのが好きです。
古本屋によっては、値付けがアバウトなところもありますから、
絶版で手に入らないような本が、驚くほど安い値段で手に入れられる場合もあります。
また、古本屋によっては、新品と変わらないような中古本が置いてあります。
ラインやマーカーは全くなく、とてもきれい。
最初から売るつもりで丁寧に読んでいるんでしょうか?
これは私からすると、凄くもったいない話です。
私は買った本にはバンバン線を引いて書き込みをするタイプ。
おまけに風呂でも本を読みますから表紙などはシワシワになる。
古本屋に売るつもりはまったくないので、自分で買った本を心を込めて読み倒す。
こうしてようやく自分のモノになるのです。
前に、齋藤孝さんの本を読んでいたら、似たような共通項があることがわかりました。
私の本も汚いのですが、齋藤さんの本はもっと汚い(笑)。
さすがここまで読み込んでいるんだな~と関心した記憶があります。
齋藤さんによると、
線を引くという行為は、1本1本が小さな試合のようなものである。
スポーツや武道の試合では、自分の力がさらされる緊張感を味わうことで、技が向上する。
試合があると思えば、必然的に練習にも身が入る。
それと同じで、線を引こうとして読んで入れば自然に文章を読むことに身が入ってくる。
手を動かして線を引くという行為によって、文章に自分を係わらせる度合いが格段に強くなってくる。
さすがベストセラーを連発される方だけあって、暗黙知を見事に言葉で表現していると感じました。
これを読んで思い出したことがあります。
私は速読で本を読んでいますが、速読ができる人、出来ない人がいる。
私の話を聞いて周囲の人々が速読にチャレンジしつつも挫折している人も少なくありません。
線を引こうとして“身を入れて本を読めば”スピードは少しずつアップしてくるように思います。
えらそうなことを言ってますが、私もまだまだ進化の途中。
今年はもっとスピードアップしていきますよ。
線を引くことで読むことが早くなっるんですね。
そこまで読み倒すと、
確実にものになりますよね。ぽちっ
大場さん、こんばんは。
残念ながら、私は以前申し上げましたように、
本はできるだけキレイに読まないと生理的にダメなんです(涙)。
事務所に置いてある本、付箋を外したら、どこの本屋でも平積みにできるくらいキレイです(爆)。
こんにちは。
私は線引くよりノートに書き込むタイプです。
おかげで速読しても、読み返すので時間がかかる。
最近は特に、古い本も楽しくなってきたので、読みたい本が
増殖して大変です。
こんばんは。
この頃は、忘れっぽいので、
ポイントと思うところは、ノートに書くようにしています。
目だけでなく、手も使うと、
記憶に残る気がしますね。
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