仙台のコンサルマチスケ

今日はある地方でこれから始まるコンサルティングの現地調査に行ってきました。
日頃の慣れ親しんだ方法から離れてみると、いろいろな気づきもあるものです。

営業活動で成果を上げるためには、販売活動に投入する時間を増やすという切り口があります。
労働時間そのものを増やして販売活動時間を増やすという方法もありますが、
販売活動以外の例えば、会議や事務、移動などをうまく節約して、
販売活動時間を増やすことはできないかを考えてみるのです。

移動時間ひとつを見直してみても、相当な改善の余地を発見することができます。
時間はつくることができるのです。
移動時間における時間を生み出す方法を３つ紹介しましょう。

先ず一つ目ですが、「思いつきですぐ反応するな」です。
思いつきや電話がかかってきて、すぐ反応して会社を飛び出してしまえば、当然時間のロスが出てしまいます。
そんな人は、一回の移動でできるだけ多くの訪問ができるようにスケジューリングをマスターする必要があります。
一回の移動で同方向の顧客と面談できるようにする、他の部署のキーマンとも面談を済ませてしまうのです。

二つ目は、「移動手段を考えろ」です。
ちなみに、今日、私は移動に電車を使いましたが、移動中に様々な事務や企画立案に当てることができました。
車で移動する選択肢もあったのですが、移動中に済ませたい仕事があったので、電車を利用することにしました。
忙しくて読むことのなかった未読本を読むこともできますね。
車で移動するとしても大抵はCDやテープセミナーを聞いています。

そして三つ目は、「コミュニケーション手段はたくさんある」です。
そもそもその訪問は直接会って話しをする必要があるでしょうか？
電話、ファックス、メールなど他のコミュニケーション手段を使うことができないかということです。
直接会って話しをしなくても用が足せるのなら、その方法を使えば時間が生み出せますね。

移動時間における時間を生み出す方法を３つ紹介しました。
もちろんこれ以外にもあります。
日頃の慣れ親しんだ方法から離れてみると、いろいろな気づきもあるものです。
新人に限らずベテランの方でも、定期的に自分の“くせ”を見直すだけで
自分の足下の宝の山に気付くことも少なくありません。
他人に自分の活動内容を見てもらう、他人の活動内容を見せてもらう、
これだけでもいろいろな発見がありますよ。