懐かしい構造を使う
あなたは職場でリフレッシュする時にどうしてる?
リフレッシュボックス人気だそうです。
懐かしいものの構造を現代に持ってくると、新しいサービスになるんですね。
コーヒーを飲む、タバコを一服、ガムをかむ、体操をする、アメをなめる・・
いろいろあるかもしれません。
お菓子を食べるというニーズが意外に多いそうです。
今月号のザッツ営業に面白い記事が載っていました。
お菓子を食べるシーンを調査したら19%がオフィスで行われている。
このニーズに目をつけたのがオフィスグリコのリフレッシュボックス(菓子専用ボックス)。
そのシステムは・・
リフレッシュボックスを設置した職場にオフィスグリコが訪問して商品補充や代金回収を行うというサービス。
商品の菓子はすべて1個100円。
3段の整理ボックスの上部にあるカエルの貯金箱に菓子を食べた人がお金を入れる仕組み。
他にも、アイスクリームの専用冷凍庫(「アイスリフレッシュボックス」)や
アイスクリーム・飲料の冷凍冷蔵庫(「三温度タイプ」)があるという。
この記事を読んで、富山の置き薬を思い出しましたが、
このビジネスのヒントは配置薬方式ではないのだそうです。
ヒントになったのは路上の野菜売り。
私も前に住んでいた住宅地の近くに無人の野菜販売所というのが結構ありました。
最初の頃は誰が買うんだろうと思ってたんですが、
1度スーパーが閉まっていたのでやむ終えず利用してみると、これが意外に新鮮でものがよい。
周辺の農家の人が作った野菜をきめ細かに入れ替えているから新鮮で美味しいのです。
それ以降結構リピートしていました。
この路上の野菜売りをお菓子販売に置き換えたのが、リフレッシュボックス。
記事を読んで面白かったのが、ボックスの利用者の7割が男性ということ。
禁煙の職場が広がった影響なんでしょうか。
私のお客様の会社で休憩にコーヒーお菓子を出してくれるところがありますが
これ結構理にかなっていると思うのです。
適度な糖分が頭にエネルギーを送ってくれるようで、会議参加者の眠気覚ましにも貢献しています。
私はタバコを吸はないので、こういった職場が増えることは歓迎しますね。
現在、リフレッシュボックスは、東京、名古屋、大阪、九州の6万6000事業所に導入されているとのこと。
仙台にはまだ導入されていませんが、先日伺ったある会社では職場にお菓子が置いてある会社がありました。
このビジネス、もうしばらくしたら日本全国に広まるかもしれませんね。
田坂広志氏によると、社会や市場が進化するときに、
「便利になった懐かしいものが復活してくる」 と言っていますが
まさにこの路上の野菜売りが現代に蘇ったような感じです。
「懐かしいものが残りつつ便利になっていく」
このあたりにビジネスのヒントが潜んでいそうですね。
グリコの、TVで見た事あります!!!
見た時はなんだか新鮮なようで、懐かしい感じがしました。
野菜の無人販売ですね・・・なるほどと思いました。
ちょっと休憩したい時に、口にしたいオヤツがあるとすっきりしますもんね。
いいアイデアだと思いました。
う~ん、家にもほしいかも。。。
大場さん、こんばんは!
私はもともとタバコを吸わないので、リフレッシュはガムですね。
今までは板ガム買っていましたが、最近は職場でも家でも、
ボトルタイプの大きなサイズにしました。
リフレッシュボックスもコレも、結局は機会損失を防いでいる
わけですから、メーカーとしてはウハウハ(死語)ですね。
風邪大丈夫ですか?
お体お大事に。
時は繰り返されるものですよね。
似たようなことが繰り返されるのも
自然なことなんでしょうね。ぽちっ
大場さん、こんばんは!
男性が多いというのは分かりますね。机の中にお菓子が詰まっている人もいますし、休憩になったらコンビニに買出しという人もいます。
お菓子を止めたら痩せた!という人もいるほどです。
以前 NHKの朝のニュースの時間帯 街角情報室と言うコーナーだったと思うのですが見たことがあります。
コーヒーとお菓子 いい組み合わせです。
韓国や 中国では会議のとき飲み物と同時に飴やチョコレートなどが出るのですが 仰るように理にかなっているかもしれません。
懐かしいと言う側面では捉えられなかったなぁ・・・
オフィスグリコ、つい、買いそうになります。
商売のタネってどこにあるかわかりませんね。
大場さん、こんばんは。
コメントいただいた件ですが、仰るとおり、「脳の自動運転を止める」のがいいみたいですね。
日常業務でしたら、考えずにできるのはとても効率的なんですが、アイデアはそこからは生まれないかと。