正しくほめていますか?
最近、あなたのまわりの誰かをほめたことありますか?
ビジネスでは、ほめることを通じて、マネジメントの在り方を点検することができます。
ほめられると誰でもうれしくなりますね。
自信もつきます。
今度はもっとがんばってやろうという気にもなる。
私の指導先の会社で、管理者に部下をほめてますか?、と聞くことがあります。
「ほめることは照れくさい」、「苦手だ」という管理者も多いようです。
でも、気をつけてください。
ほめることが苦手なのは、
会社のマネジメントの在り方そのものが問われることでもあるのです。
詳しくお話ししましょう。
ほめるためには、事実を見ていなければならない。
ほめる対象となる行為をはっきりさせる必要があります。
この点で「おだて」や「お世辞」と「ほめる」はまったく異なります。
ほめることを照れるとか、苦手と思っている人は、ほめることを正しく理解していない場合が多いようです。
機嫌をとって自分のために利用しようとしても、そんな上司はすぐに見透かされてしまいます。
正しい評価をしない上司は、部下のやる気を奪ってしまいます。
部下の仕事を日頃からよく見ていないと、ほめることはできません。
ほめるためには、管理者のマネジメント能力が問われるのです。
管理者はほめることが苦手といっていられませんね。
日頃から部下の仕事をよく見るようにしていると、目立たない努力もだんだんと見えるようになります。
そうした努力に対して、ねぎらいの言葉をかけてやれば、部下も自信がつくし、
今度はもっとがんばってやろう、成果をあげてやろうという気持になるでしょう。
部下の動機づけに効果があります。
それから、 ほめることは相手を認めること ともいえます。
ほめることが苦手なのは、相手を認めることができないということにもなり、
部下育成ができないという管理者自信の問題となります。
相手を認めないリーダーのもとには、優秀な部下は集まってこないでしょう。
これは会社(社長)に置き換えることもできます。
社員の採用にあたっても同様に考えることができるのです。
いい人材が集まってくる会社には、社員の実力を認めて伸ばしてあげる風土があります。
人を活かす仕組みがあるのです。
社員の満足なくして顧客満足はあり得ませんからね。
あなたの会社ではいかがですか?
ほめることひとつとっても実に奥が深いものであると感じます。
いろいろ会社で取り組むことも見えて来るものです。
ほめるを通じて、マネジメントの在り方について見直してみませんか?
大場さん、こんばんは。
>ほめるためには、事実を見ていなければならない。
これは全くその通りですね。
自分がほとんど一人で仕事をしていると、ついつい忘れがちになるのですが(汗)。
それより旧実践会のプログラムのことは存じませんでした(汗)。
もうちょっと早く色々始めていれば・・・(涙)。
ですよね。
私も努力を認めて頂、労いの言葉を頂く。
この事で、無条件で頑張れます。
この様な上司のもとで仕事のできる私は、
恵まれた環境ですね。
こんにちは。
任せるということで放置し、ほめるということでおもねる事は
ありそうなことですね。
対子供にもあてはまりそうです。
大場さん、こんばんは!
仰るとおりだと思います。苦手なんて言うと、イコール自分の管理不足を表明しているということですね。
> 部下の仕事を日頃からよく見ていないと、ほめることはできません。
肝に銘じます・・・。ほめようと思うとほめるネタを見ないといけませんものね。
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出来て当たり前という風潮が出来ると、褒める事もできませんよね!
>どんな戦略をとったのでしょうね。
>次回に解き明かされるんでしょうか?
あんまり詳しくは、やらないのですが、
一応の説明はさせていただこうかなと・・・
ほめることとおだてるとの違いをしっかり認識せねばなりませんね。
大場さん、こんばんは!
やはり大場さんも読み返しをされてますか。
私の場合、記事にしない本はそのまま完全放置ですね(汗)。
吸収しそこなっている予感(汗)。
子育てにもそのまま通じる内容で深く考えさせられました。
相手を認める事。全ての原点になると思いました。
認めるには相手を思いやらないとできません。
会社作りもそこから始まるのですね。
ほめるって恥ずかしさが出るからでしょうね。
なかなかいいにくいって感じますしねぇ^^;
素直に認めてあげることができるといいんでしょうね。ぽちっ
こんにちは。マチスケさんのブログ、いつも参考になります!確かに的確にほめられることで、社員のモチベーションは向上しますね。具体的な件でほめられると、「ああそうか、こうすればいいのか」というひとつの指標ができますし。「ほめかた」については、ほんとうにマネージメントの多くが日々自問自答しているところでしょうね。
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-テンテン-
大場さん、こんばんは。
>OUTPUTの出方次第でINPUTの質は変わりますよね。
それは私も実感しております。
後、例の「右脳ラーニング」後、読む本の傾向が若干(?)変わってきたような。
「目的意識」を持って読めるような本や、何らかの問題解決を
求めて読めるような本にシフトしつつあると言うか。
結果的に今までメインだったSEOやマーケティングの本が減ってきたせいか、
アマゾンの反応がイマイチです・・・(汗)。
こんにちは。
ドラッカーを私も早速、読み直すことにしました。
まずは「マネジメント」から