30年間ブランドが持続する理由(前編)
30年経ってもそのブランドが色あせない。これが事実ならもの凄いことですね。
海沿いにある旅館の女将に話をうかがってきました。
週末の休みに、家族で海沿いの宿に。
気仙沼市から船で15分のところにある大島です。
昼間は今年初めての海水浴、たっぷり遊んできました。
気仙沼市といえば、サメの水揚げ港で知られています。
どっちの料理ショーなどでも紹介される、中華料理の高級食材フカヒレの日本一の産地です。
フカヒレ以外にも、かつお、ほや、うに、まかじき、ひらめ、めぬけ、あじ、まんぼう など・・
これからの季節になると、さんま、かつお、いわし・・なども美味しい季節ですね。
海水浴をしてきたのは、地域の人々の自慢の海、「小田ノ浜海水浴場」。
環境省選定「快水浴場百選」で特選に選ばれ、全国ネットでも放送されています。
つま先まで見える透明感の高いエメラルドブルーの海は、
東北だけでなく、関東からも観光客が訪れるそうです。
たっぷり遊んだ後は、お腹が空きます。
そこで、三陸の新鮮な海の幸・珍味を、冷たいビールとともにたっぷりと食す。
エネルギー充填完了といったところです。
さて、今回、泊まった宿は、
「気仙沼ちゃんの宿~アインスくりこ」
ん、「気仙沼ちゃん」・・と聞いてピンとくる人は年代がばれますね(笑)。
20代の方は、知らないかもしれませんが・・
気仙沼ちゃんとは、30年前に放映された萩本欽一さんの
「欽ちゃんのド~ンとやってみよう!」
に出演していた白幡(旧姓阿部)美千子さんです。
当時、欽ちゃんの作る番組は全て高視聴率を上げ、
月曜から日曜まで顔を見ない日はなかったほどの人気者でした。
欽ちゃんのドンとやってみよう
スター誕生
欽ちゃんのどこまでやるの?
欽ドン!良い子悪い子普通の子
週間金曜日
等々・・
その中でも「欽ちゃんのドンとやってみよう」では、
素人によるコントのコーナーが特に人気でした。
気仙沼ちゃんは、おとぼけ天然的キャラとその東北弁で、
8人の素人メンバーの中でもひときわ人気者だった記憶があります。
欽ちゃんもこの番組でブレークして、ゴールデンタイムで次々とヒット番組を作っていきます。
現在、気仙沼ちゃんは、「アインスくりこ」の女将として忙しい毎日を過ごしています。
放映から30年たった今でも、その知名度は全国区であり、
私が宿泊した当日も遠方からファンが会いに来ていたほど。
気仙沼に宿泊施設は数多くありますが、
何が何でも気仙沼ちゃんの宿に泊まりたいという人が今でも絶えません。
気仙沼は素通りしても、大島にある「気仙沼ちゃんの宿」に泊まりたい。これは、
圧倒的な、パーソナル・ブランドです。
この宿の競争力は、パーソナル・ブランド、
それから基本理念とマーケティング・システムの一貫性にあります。
基本理念とマーケティングシステムの一貫性を知りたい方は、
実際に宿に泊まってみることがおすすめです。
マーケティングの勉強は、
繁盛店から実際に商品を購入してみる、サービスの提供を実際に体感するのが近道です。
見たことも、行ったこともないのにわかった気になっている人、あなたの知り合いにいませんか?
知っているだけでなく、実際にそういった店(会社)に行く、人に会ってみるのが一番です。
さて、ここでは、パーソナル・ブランドに焦点を絞って紹介します。
30年間もなぜ「気仙沼ちゃん」ブランドが有効なのか?
昔、芸能人だったから?
欽ちゃんの番組に出ていたから?
「NO、NO・・」
長文になりそうなので、後編に続きます。
筆者と白幡ご夫妻
〒988-0621
宮城県気仙沼市長崎272
気仙沼ちゃんの宿、アインスくりこ
TEL:0226-28-2034
アインスとはドイツ後で数字の1(いち)、「お客様が一番」という想いから名づけたそうです。
確かに気仙沼ちゃんっていましたね。懐かしいです。
気仙沼ですか^^
海水浴もしっかり満喫してきたようですね。ぽちっ
大場さん、こんばんは。
先日お話があった芸能人とは気仙沼ちゃんでしたか。
私はまだ小さくて知りませんでしたよ(ウソ(笑))。
>繁盛店から実際に商品を購入してみる、サービスの提供を実際に体感するのが近道です。
丁度、金曜日に実践会の大御所から同じこと言われました(笑)。
その方、昨日から「ファーストクラスが個室」のエアラインで
旅行に行かれました(汗)。
おはようございます。
気仙沼ちゃん、もう昔になりますね。見てました。マーケティング、『見たことも、行ったこともないのにわかった気になっている』、よ~くわかります。現場を見ないとダメですよね。
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気仙沼ちゃんはわからない年代です・・・。
フカヒレを食べに、大島へ行ける日がくる様に頑張ります。
後編が凄く待ち遠しいです。
気仙沼ちゃん。
テレビに出てましたねー。
私は欽ちゃんよりも、ドリフがすきだったので、あまり見ませんでしたが。
上司もその宿行ってみたいと言ってました。
>相当傾斜があるんでしょうね。ちなみに歩数からみて2時間以上はあるいている計算ですか。
傾斜はキツイですね~。
登山道から、30~40分程度の徒歩で尾根に着きますよ。
たぶん3千歩程度かと。