ダメ出しマンに教えてあげたいこと
「ダメ」の否定形から入る人がいます。
「そのやり方は自社には合わない」、「それはできない」・・・のダメだしマン、あなたの周りにもいませんか?
確かに、ダメだしマンの言うとおり、その“やり方”を実施してもうまくいかない。
でも、それはその“やり方”が「ダメ」だからではないのです。
経営相談、会議、研修の場でダメ出しマンに出会うことがあります。
発言の主は経営者、幹部社員、管理者など。
自分が過去に経験したことのないことには、とりあえず「否定形」で入る人もいます。
「そのアイディアは前に試してみたよ」
「前にこれをやって失敗したことがある」
「それは大手のやり方だ」
「それは自社のやり方じゃない」
確かに、ダメだしマンがそのアイディアを実施しようとしてもうまくいかないでしょう。
でも、それは、そのアイディアが「ダメ」だからではなく、自分で「ダメ」スイッチを入れているからなのです。
言葉は「言霊(ことだま)」っていいますね。
口に出した瞬間に言葉が現実の事象に何らかの影響を与えるというもの。
会社を飛躍させるためのアイディアは、ちょっとした雑談の中から生まれる場合があります。
アイディアはあたためてやる孵化器が必要です。
ふわふわとした、赤子のようなアイディアが生まれそうな瞬間に、
「ダメだし」してしまったら、アイディアは世に生まれることなく消えてしまいます。
アイディアがどんどん社員から提案される会社。
アイディアが自由に社内を行き来する会社にしたいなら、こう考えてみてはいかがでしょうか?
「もしも、○○ならどうなるだろう?」
私たちが子供の頃に自然に口にしていた言葉です。
大人になるに従って、忘れてしまっている言葉かもしれません。
既存のアイディアに、「もしも?○○なら・・」をプラスすると、
新しいアイディアが生まれやすくなります。
オズボーンが考案した「ブレーンストーミング」という発想技法があります。
ブレーンストーミングの第一原則は、「判断延期」です。
アイディアを出すことだけに専念して、判断は後ですればいいというルール。
できない言い訳やダメだしをしている暇があったら、
“くだらない”と思えるようなことをたくさん出し合ってみてはいかがでしょうか?
磨けば光るダイアモンドが見つかるかもしれませんよ。
まずはダメ出しマンの「ダメ」スイッチを切ってあげることです。
大場さん、こんばんは!
私が読んだ「アイデア・発想系」の本でも、「アイデアを出すとき」と
「それを批判・判断するとき」とは、はっきり分けるよう
書かれてましたね。
最近、誰かと話をしていて、フイにアイデアが浮かんだら、
できるだけそれを膨らますよう努力しております(汗)。
もしも?○○なら・・をプラスするとするんですね^^
これは確かにですね。
なっとくです。ぽちっ
したり顔で、過去の実績を誇示しようとする人は、
それは、駄目だよといいますね。
そこで、アイディアの連鎖は中止されてしまいます。
応援!
コメント有難うございます。
なんと世の中には否定的な言葉が多く充満しているのか。
ある意味、否定の中に私達は生きているのかもしれませんね。
否定ではなく、肯定の中でいきる事で、世の中が前々違って
来ると思います。
自分が主人公と言う意識からでてくるアイディアには 応援していますよ。
でも ここはこうしたら・・・ って言っているかな?
以前 トヨタの会長だった奥田氏が 「とにかく変えてみなさい
それに反対の人は 最低でも邪魔してはならない」と言って
実際にトヨタの生産工場に変化がおきたのを経験しました。
いわゆる トヨタ生産方式の成功体験からの脱出でした。
まあ 結果として この成功事例も トヨタ生産方式の一部として
反映されてゆき トヨタ生産方式 それ自体が否定されるわけではないのですがね。
いわゆる“成功体験の奴隷”にならない為には やってみようと言う気持ちと
それに基いた意見 そして受け入れる風土が大切だと言う事ですね。
最初から、そんなに完成された意見なんて出ないですよね~。
みんなの意見を大事にできる雰囲気大事ですね!
>皆と一緒なのではなく、独自だったんですね。
高杉晋作、一人の時もあり、行動する時は、人を巻き込みます。
非常に柔軟性に富んだ人ですね。
一匹オオカミとは違うようです。
ダメ出しマンって面白い表現ですね。
こういう人がたくさんいる会社はやりにくそうですね。
マチスケさん、こんばんわ。
ダメだしする人、います。います。
自分も気をつけたいものです。
応援のポチ!
こんばんわ。
上司が正にこれです。あれはダメ、これはダメ。
事情も知らないのに、あれこれダメ出しの連発。
年季が入ると、考えが固執してしまうのは仕方ないこと
なんでしょうか?
その上司の考え(権力)に、なにも言えない自分も
未熟の限りだと感じます。