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問題が加速度的に発生するのはなぜ?

最近、ある会社の社長から聞いた話し。
営業マンAさんとBさんが前工程の仕事をチェックしていましたが、
2人ともそのミスにまったく気づかずに後工程に流してしまったのです。



この会社では、最後に、社長が気づいて事なきを得たのですが、
社長はたっぷり冷や汗をかいたということでした。

営業マンAさんとBさんは声高に主張します。
ソフトを会社に導入すれば、このようなミスはなくなると。
あなたならどう思いますか?
基本的なミスを見つける目を持っていないのに、機械化したらどうなるでしょうか?

問題が加速度的に、スピードを上げて発生するでしょう。

これは多くの会社が陥りやすい過ちでもあるといえます。
仕組みが会社に構築されていないのに、安易に機械化しようとしてしまう。
このまま、いきなりアクセルを踏んだらどうなりますかね。
エンジンは壊れてしまうでしょう。

オートメーション化する前に、仕組みをしっかりつくる。

仕組みというのは、企業がライバル会社と差別化するために、実に有効に働きます。
商品やサービスを模倣することは容易にできますが、仕組みを模倣することは難しいのです。

なぜなら、仕組みは外から見えませんからね。
ライバル会社に見えるのは、仕組みを通じてアウトプットされたもの。
だから差別化が機能するのです。

仕組みづくりには、時間がかかるかもしれませんが、
功を焦らず、頭で汗をかきながらじっくり腰を据えて取り組みたいところです。
試行錯誤のプロセスに勝るものはない と断言してもいいでしょうね。

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コメント

  1. 同感です。
    自ら汗をかき、自社に合った仕組みを探し求める、
    もっとも大切な要素の一つだと思います。
    私達もあらゆる方法で、この形を提唱しています。
    応援くりっくしていきます。

  2. まず仕組みからですね^^
    その土台がしっかりできると、
    ゆるぎないものが築きあげられますね。ぽちっ

  3.  おっしゃる通りですね。
    トヨタのやり方は 徹底的に 人手でやって それを改善して
    後は面倒な計算 仕分けだけ となったときに初めてIT化していました。
    人がやるべき事 と機械がやるべき事 をはっきり分けると言う事でもあるのですが
    そうやってIT化すると ブラックボックスから数字が出てくるという結果は一緒でも
    人が“使う”事が出来るし 何より結果に対しての納得感があります。
    ああ あの面倒な事だけは 機械がやってくれたんだな ってね。

  4. 今日のお話読んで思い出したんですが、自分の仕事で言うと
    「機械打ちしてある申告書はあってる気がしてしまう」
    というのがあります(汗)。
    元々の土台ができてないところに下手に効率化してしまうと、
    おっしゃるとおり、大変なことになりますよね。

  5. おっしゃる通りですよね。
    何でもマニュアル化すれば解決すると思っている人って
    たくさんいますが、マニュアルを操る人間ができていなければ
    まったく意味をなさないものとなってしまいますものね。

  6. やらないことを決める勇気をもつ

    今日からこのブログを営業日誌代わりにすることを決めました。
    あまりにやりたいことが多すぎると何から手をつけていいのか分からなくなる。結局、目の前にた…

  7. マチスケさん、おはようございます。
    忙しい中、コメントありがとうございます。
    「試行錯誤のプロセスに勝るものはない」、なるほどです。
    味噌、しょうゆ、酒等の『熟成』なるものかもしれませんね。
    これを知ってやるのでは成果もさらにアップするように思いますね。
    応援のポチ!

  8. 確かに、仕組み自体が間違っているとねらのちとおかしな方向に転がるのは間違い無いですよね!

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