プラナヤマ法の実践
誰でも生きている限り、呼吸は無意識にしているわけですが、
健康に通じる呼吸法となると話しは別です。
正しい呼吸を行うと血液がきれいになり、いろいろいいことがあるようです。
今日は、天風先生に呼吸法を習うことにしましょう。
時々、日中でも、都会の空気でもいいから、肺の中を掃除しなきゃいけないんだよ。
汚い空気がたまっているから。掃除はわけないんだよ。皆さん知っているプラナヤマ法を実行することだ。(中村天風)
******************************************************
『プラナヤマ法とは、ヨガの代表的な呼吸法の1つ。いわゆる深呼吸のことである。
まず基本体勢として、クンバハカ法、すなわち肛門を意識的に締め、同時に肩の力を抜いて、
さらに下腹部、へその下の丹田に力を入れ、お尻。肩・腹の3カ所を同時に整える。
この体勢で、できるだけ静かにそして長く呼吸する。
その際、吐いて吸うことが大事だ。
また下腹部にことさらに意気を吸い込むような、いわゆる腹式呼吸でなく、
天風先生の言葉をそのまま借りれば、「ただ無邪気に、静かで長ければよい」わけである。』
******************************************************
(中村天風述「いつまでも若々しく生きる」より)
本書は、天風先生による代表4部作、「成功の実現」、「心に成功の炎を」、「盛大な人生」、「いつまでも若々しく生きる」のうちでも、健康について書かれた、テクニカルな側面を持つ著作。
実践的に書かれているのがうれしいですね。
久しぶりに天風式呼吸法をやってみると、まず頭がすっきりします。「呼吸」とは、順番が大切です。
文字通り、出すほうが先(呼)、次に吸う。これを繰り返す。コツは、出すほうを意識して、吸うほうは自然に行うこと。
興味のある方は、仕事の休憩時間にでも、「プラナヤマ法」にトライしてみてはいかがでしょうか?
仙台コンサルマチスケ様
お世話になります。
定年退職後、派遣社員で過ごしている者です。
天風先生の哲学は一字一句その通りと思って、何冊か読ませてい頂きました。
大学の息子にもおくりました。
仙台に天風会等、一緒に語れるサークル等があるといいなと思っております。
こちらのページに御縁を感じました。
お門違いのコメントで申し訳ございません。
失礼致しました。
伊藤 敬様
コメントありがとうございます。
私は現在、天風会には所属していませんが、天風哲学を日々実践しています。
人生の節目節目に様々な出来事がありますが、天風先生の教えが力になっています。
もし伊藤様がフェイスブックをやっておられる場合、お知らせいただければ幸いです。
仙台のコンサルマチスケ(大場)