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グラン・トリノ

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仕事が終わってグラン・トリノを見た。


一仕事終えた後に見る映画は至福の一時だ。
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『硫黄島からの手紙』のクリント・イーストウッド監督・主演
男の人生は、最後で決まる。
妻に先立たれ、一人暮らしの頑固な老人ウォルト。人に心を許さず、無礼な若者たちを罵り、自宅の芝生に一歩でも侵入されれば、ライフルを突きつける。そんな彼に、息子たちも寄り付こうとしない。学校にも行かず、仕事もなく、自分の進むべき道が分からない少年タオ。彼には手本となる父親がいない。二人は隣同士だが、挨拶を交わすことすらなかった。ある日、ウォルトが何より大切にしているヴィンテージ・カー<グラン・トリノ>を、タオが盗もうとするまでは――。
ウォルトがタオの謝罪を受け入れたときから、二人の不思議な関係が始まる。ウォルトから与えられる労働で、男としての自信を得るタオ。タオを一人前にする目標に喜びを見出すウォルト。
しかし、タオは愚かな争いから、家族と共に命の危険にさらされる。彼の未来を守るため、最後にウォルトがつけた決着とは――?
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監督としての技か、俳優としてのキャリアか。
息もつかせぬほど、ラストまで一気にもっていかれてしまった。
苦虫をかみつぶしたような表情。
いぶし銀のようなイーストウッドの演技が光る。
イーストウッドは、この映画を俳優最後の仕事としていて、
今後は監督業に専念するのだとか。
そうだとしたら俳優業としての最後にふさわしい映画だと思うし、
その一方で、まだまだ俳優としてスクリーンに登場し続けて欲しい。
彼のキャリアを主人公に投影しながら見入った。
感動したというレビューも見受けられるが、
湿っぽさはなく、むしろエンディングはさわやかでさえある。
見終わった後、周りの人たちに優しく接することができる、そんな映画だと思う。

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