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「ALL FLOWERS IN TIME」な夜

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今日は、待ち望んでいた「ALL FLOWERS IN TIME」の日。
2時間35分、最高の夜になった。


佐野元春30周年アニバーサリーツアーPart3。
昨年に行われたPart2クラブサーキットツアーから約2ヶ月、
年が改まって1月から全国6箇所でホールツアーが開催されている。
会場は仙台の電力ホール、
会場15分前に到着すると1階にはすでに人の列。
7階までエスカレーターで昇る。
中心となる客層は私と同世代だ。
子供を連れてきている人、なかには50代当たりまで幅広い世代をカバーしている。
ステージが始まる。
会場を埋め尽くしたファンが見つめるその先には、円熟味をましたステージ。
アンコールを含め全24曲、ファンには納得のセットリストだったと思う。
バンドは、盟友のホーボー・キング・バンド。
解散したザ・ハートランドから久しぶりにギターの長田進が参加。
メンバー皆、気心が知れているとあって、息もピッタリという感じのライブだった。
アレンジもライブではファンにはお馴染みの曲ばかりだったが、
しばらくぶりに演奏された懐かしいアレンジの曲もあった。
今月は30周年アニバーサリーを記念してニューアルバムがリリースされる。
過去に発表された10曲を新しいアレンジで制作されたセルフカバーアルバム。
iTunes Storeで先行発売されたシングルにはコーラスにCoccoが参加している。
数曲聴いたが、佐野が新作と言うようにどの楽曲も新しく生まれ変わっていて、
アダルト・コンテンポラリーなテイストに仕上がっている。
今月のアルバム発売がとても楽しみだ。
佐野のコンサートでは、男性ファンの「MOTOHARUーー」という歓声が少なくない。
今日も多くの人達がそう叫んでいた。
それから仙台ではアンコールでの「サーノ・チャチャチャ」という手拍子もお馴染みだ。
ライブの醍醐味は、決められたプログラムが聴衆と一体となるときに生まれる即興性にあると思っている。
ある瞬間に流れが変わるのである。
今回のライブもスタートからエンジン全開であったが、
ある瞬間さらにいい方向に流れが変わった。
それと同じくして佐野にもスイッチが入った。
私のファン歴は高校生時代にさかのぼるが、
今回のライブはトップ3に入るぐらい充実していた。
素晴らしい夜になった。
いいライブはつくづくアーティストとファンが共に創るものだと思う。
アンコール最後のアンジェリーナが終了してメンバーがステージに並んだ。
佐野が傍らから手紙を取り出して読み始めた。
手紙の中身は30周年ともに歩みそして成長してきたファンへのメッセージだった。
佐野の目には涙が浮かんでいるように見えた。
これまで四半世紀を超えて佐野の曲を聴いてきた。
元気をもらって奮い立たされることもあった。
曲が演奏される度にその時代にタイムスリップすることができる。
気がついたら私も「MOTOHARUーー」と叫んでいた。
パート2に比べ1時間以上長い充実のステージだった。
全国ツアーファイナルを飾るにふさわしい内容だ。
楽曲や演奏の充実度はもちろんだが、最後のメッセージがとても佐野らしくてよかった。
佐野元春は今年55回目の誕生日を迎えるそうだが、
今のキャリアでこういう素直な言葉を言えることは素晴らしい。
私もそうありたいと思う。
ALL FLOWERな夜をありがとうといいたい。
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『ALL FLOWERS IN TIME』
佐野元春&ザ・ホーボー・キング・バンド
1月16日(日) 仙台電力ホール

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