ビジョンか標語か
「いろいろなことをやりたい」と思ったら、その方法は一つである。
「新しいことをやりたい」と思った時も、その方法は一つである。
「いろいろなことをやりたい」と思うのは、何をしてよいのかがわからないでいるからである。
「今までとは違う新しいことをしたい」と思うのなら、その時、「今まで」は壁にぶつかっているのである。
つまりは挫折しているのであるから、そこから脱出する方法は1つしかない。
「挫折している自分自身」を素直に認めることである。
挫折を肯定し、そこを「スタート地点」として設定し直すーただそれだけのことである。
(橋本 治)
あるべき姿を語るのは楽しいもの。
夢、ミッション、ビジョン・・
しかし標語に終わっていることはないだろうか。
あるべき姿に向かうためには、現実をみなければならない。
薄っぺらなモノにしがみついて、本来得られるものを捨てているなんて馬鹿げています。
その先にあるものをイマジネーションできているか。
早く現実に立ち返らなければならないのです。
スタート地点の設定がなければ、ビジョンは単なる標語に終わってしまいますから。
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