上手に学ぶ人
演劇学校に行かないことで、アカデミックな教育は受けられなかった。
でも僕は新しいことを学ぶのが好きだ。
僕が考えてきたのは、ある物事から何かを学べるかということだ。
どんな仕事の時もそう考えてきた。
(ジュード・ロウ『Inside the Actors Studio』の中で)
多くの映画で主演を努めるジュード・ロウ、
脇役であってもその存在感は光っています。
頭角を現してきたのはリプリーあたりだったでしょうか。
インタビューを聞いていて、この人は上手に学ぶことに長けているのだろうなと思いました。
学ぶという言葉が随所に見られました。
冒頭の言葉にあるように、インタビューでもこの考え方は一貫しています。
画家の手法からも演技に活かすという話、
存在感ある脇役から主役級へとステップアップする過程、主役を演じる責任など、
その外見のイメージと異なるインタビューは見応えがありました。
外見のかっこよさに負けない位、中身も充実している俳優だと思います。
学びの方向を決定していくのは自分であり、
どんな職業や立場であっても、その時々の自分を取り巻く環境や状況から、
いくらでも学んでいくことはできます。
自分を開花させる責任は他でもなく自分自身にある。
上手に学ぶ人でありたいと思っています。
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