美辞麗句よりも意味
いちばん大事なのは、表面的な言葉づかいなどではなく、
ステートメントに込められた「意味」なのだ。
どんなに美辞麗句を並べても、その会社で働く人々に何ごとかを訴えられないようでは話しにならない。
(ケン・ブランチャード)
立派な企業理念を目にすることがありますが、
そこに掲げられている言葉と、職場で働く社員の方々にギャップを感じることもあります。
社員の姿は、トップマネジメントを映す鏡でもある訳ですから、
会社に一歩足を踏み入れた瞬間に伝わってくる雰囲気によって、
どのような組織なのかは想像に難くありません。
大事なことは、美しく飾り立てた言葉よりも、社員に伝わるメッセージ性にあるのだと思います。
どんなに立派な言葉を並べても、
社員に理解できないようなステートメントでは話しになりません。
人は知覚できるものしか知覚できない、
ゆえに知覚できないものは行動にも移せない、ということですね。
では、ステートメントにこめる意味とは何か、
経営者の創業の精神ではないでしょうか。
ステートメントに美辞麗句は無用です。
ご自身の言葉で伝えることが一番大切。
経営者は、創業の精神を伝える言葉、そして伝える場をお持ちでしょうか。
この記事へのコメントはありません。