悪い組織の症状(1)
1.マネジメント階層が増加する
2.組織構造に関わる問題が頻繁に発生する
3.要となる者の注意を重要でない問題や的外れの問題に向けさせる
(P.F.ドラッカー)
1.マネジメント階層が増加する
「一つの中継点の増加によって、伝達される情報は半減し、雑音は倍増する」
2.組織構造に関わる問題が頻繁に発生する
「組織に関わる問題が解決したとたんに、同じ種類の問題が装いを新たに登場してくる」
3.要となる者の注意を重要でない問題や的外れの問題に向けさせる
「縄張り争いはもちろん、態度、礼儀、手続きに関心を向けさせるようでは、
人は間違った方向へ進む」
どこかで聞いたことのある組織ですね。
企業、団体、チーム、行政、政治・・それぞれ組織に当てはめてみると、
思い当たるケースも少なくないのではないでしょうか。
これは1973年に発表されたドラッカー経営学の集大成ともいえる
マネジメントに記載されている内容ですが、
時代は変われども、人は同じようなことを繰り返しているのですね。
この記事へのコメントはありません。