働く営業マン
「動き」を「働き」にしなければならない。
いくらよく動いても、働いたことにはならない。
「働く」とは工程が進み、仕事ができあがっていくことがはっきりと「認識」されなければならない。
(大野 耐一)
大野氏は、生産の現場から述べていますが、営業もまったく同様です。
営業の仕事は、顧客(見込客)を訪問することではありません。
訪問して何かを獲得するのが営業の事です。
その何かとは、受注に向けた営業の全体の工程、すなわち営業プロセスにおいて異なりますが、
1件、1件の訪問で何を獲得するか、
ゴール目標が明確でなければ、営業活動も形式的になります。
無効な訪問を何度も繰り返しても成果を生み出すことはできない。
つまり、ただ動いているという営業では、働いたことにはならないということです。
あなたの会社の営業は、「動く」営業でしょうか、それとも「働く」営業でしょうか?
成果を出している営業マンは、自分の営業工程がどのように進んでいるか、
仕事ができあがっていく様をはっきりと自覚しています。
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