時間の活用と浪費
時間の活用と浪費の違いは成果と業績に直接現れる。
知識労働者が成果をあげるための第一歩は、実際の時間の使い方を記録することである。
(P.F.ドラッカー)
私たちの使える時間は限られている。
この当たり前の事実を、私たちは忘れている場合があるようです。
お金の予算管理はシビアになっても、時間の予算管理はさほど重視していない。
そういうケースが多々見受けられます。
創業して間もない経営者が、業績の伸び悩みに歯止めをかけたいと相談に来られました。
「事業計画通りに計画が進んでいない。」
これは、計画の立て方がまずかったのだろうか?
話しを伺って、現在の問題を招いているのは、計画云々の前に、
本業以外の部分に時間が割かれていることが原因だと申し上げました。
もっというと、時間予算を編成できていないことが現況を招いていることなのだと。
経営者は、わかっているといいながらも、これまでその行為を変えてこなかったのです。
限られた時間を何に使うことが、
より成果を上げることになるかを私たちは慎重に検討しなければなりません。
そのためには、月末に来月成果を生むための時間を用意することです。
明日の土曜日、企業の研修会で、営業部隊の面々に時間予算について講義をします。
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