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やらされるVSやっている

「やらされている」のなら、いつまでたっても自力はつきませんが、

「やっている」のなら、どんな仕事からも学びを得て、自力をつけていくことができるでしょう。

では、どうすれば「やっている」状態を引き出すことができるのでしょうか?

 

情熱がないところに執念はなく、また、意欲のないところに情熱もない

西堀 栄三郎

 

今朝の朝刊を見ていたら、大学入試センター試験の問題が掲載されていましたが、

受験された方は力を出し切ることができたでしょうか、努力が報われることを祈念申し上げます。

 

さて、試験というものは社会人になってからも永遠に続きます。

職場の資格試験であったり、人事考課であったり・・

ビジネスの現場では常に仕事の結果や成果を測るものさしがついて回ります。

 

今回は、PLAN→DO→SEE が機能しない3つめの理由です。(前回の内容はこちら

③反省しても行動に反映されない

 

とくに営業職のように、目標に対する実績、結果がダイレクトに求められる職種は毎日が自分との戦いです。

結果が出ていなければ、どんなに理屈を並べてみたところでそれが実力と判定されます。

 

それでは、結果を出す営業マンと伸び悩む営業マンの違いはいったい何でしょうか?

いろいろな要素があると思いますが、

目標達成に「執念」を持っているという点が大きいのではないでしょうか。

セールストークの巧みさでも、ノウハウでもなく、情熱や意欲といったデジタル化できない要因です。

情熱や意欲の源泉は何かというと、自分が実現したいと思える目的がしっかりしているようです。

 

この目的とは、会社から与えられたものだけを指しているのではありません。

自分自身で設定する必要があるのです。

反省をしてもいまひとつ行動に反映されない理由を考えると、

「やらされている」のと「やっている」の違いにあるのかもしれません。

 

「やらされている」のなら、いつまでたっても自力はつきませんが、

「やっている」のなら、どんな仕事からも学びを得て、自力をつけていくことができるでしょう。

 

西堀氏も人の意欲を引き出すには、「調子に乗せること」が大事だと説きます。

自分の視点からいうと、調子に乗ることが大事だということですね。

 

「仕事のなかで目的をはっきりとつかませ、その目的に向かって調子にのせて進ませる」

調子にのってこそ、人間は情熱が湧いてくるものだし、また意欲もわいてこようというものだ

そのためには、「チャンスを与えて、成功の味を占めさせる」ことである。

 

目的がしっかりしていて、目的にそって小さなマイルストーン(一里塚)がいくつも置いているから、

マイルストーンをクリアするたびに、「よっしゃっ」という小さな喜びが味わえるということですね。

 

成功の味とは小さい喜びであっていいのだと思います。

スモール・ウィン。

続けるためには達成感を実感できることが大切です。

 

成功の味を占めると、調子にのってやる気も湧いてくるもの。

小さな成功の味を占め続けることが、自分の夢を実現する要諦なのかもしれません。

味を占める体験を積み重ね、調子という波にのっていきましょう!

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コメント

  1. やらされるののやっているのでは大きな差が出ますね。
    自分の意思でやるだけでぜんぜん違うものですよね。
    応援くりっく!ぽちっ

  2.  マチスケさんこんにちは
    ・・・・となれば 会社として目標提示する場合も なぜこの目標に挑むのか この目標ができると(できなければ)どうなるのか・・といったことを共有化する必要はありますね。
    その目標の向こうにビジョンが見え、素敵な未来が見えたら・・・
    まさに仕事が“大聖堂を作ったり、教会を作ったり”という風に理解できます。
    この気持ちを持たせて さらにそこにいたる道筋を明確にすること
    これが経営者の仕事かも知れません
    そんな職場になれば 人が育つに違いありませんね。
    ・・・・・と こういうやり方についても Plan→Do→Seeですがね。

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