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やってみる力

本日、今週最後のセミナーが終了しました。
70名近くの方々が参加されたので、話し手として私も皆さんの勢いに負けぬようパワー全開でお話させていただきました。その後の賀詞交換会のビールうまかったです。盛大な会でした。
いま、クールダウンしているところです。


セミナーの最後で、はじめの一歩についての話しをしましたが、
要するに、「やったもんがち」なのです。
2003年にファックスレターの紙上で、業務改善提案の仕組みについてお話いたしました。
その後の行動は二手に分かれます。
「やってみる人」と「そのままの人」
やった人(会社)はどういう結果になったかというと、
なんと、業務改善の提案件数がいきなり数十件も社員から寄せられたのです。
中には一人で2件以上も提案した方もいます。
この会社では、過去にこのような取り組みをやったことがありませんでした。
なので、これまでは幹部が会議室にこもって「うんうん」と会議をして知恵を絞っていた。
社長は驚かれていましたよ。
「うちの社員がこんなに前向きな提案をするのかって。」
提案が出てこない会社は、社員が提案を出さないのではなく、
提案がでてくる仕組みを作っていない、ということです。
仕組みなんていってますが、実に簡単なフォーマットを作っただけです。
社員を巻き込んだとたんに幹部が気づかないようなアイディアがたくさん集まり出す。
しかも現場レベルですぐに取り組める内容。
後は、これをスケジューリングに落とし込むだけです。
やろうやろうと思いつつ何も行動に起こせない会社に比べて、
この会社は1ヶ月早く「より善い方に改まる」第一歩を踏み出したという点が参考になります。
これが、改善なんです。
現在は過去の延長線上にない「改革」に取り組んでいらっしゃいますから、
こうやって一歩一歩進んでいけばいいのです。
やってみてうまくいかなければ修正すればいい。
こう考えるだけで一歩進みやすくなると思いませんか?
世の中には、石橋を叩いているばかりで、橋を渡らない人も多いですから。
賀詞交換会で私の「教材」を楽しみにしている人も多かったので、
何とか早く発送できるように頑張りたいと思います。

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コメント

  1. こんばんは、ふくまねきの末永恵子です。
    いつも読ませいていただいています。
    そうですよね!やる人とやらない人、その第一歩を
    出すか出さないかが、将来の大きな差を生む。
    私も職業柄、そういう話をクライアントの方にすることがあります。
    でも、何より、まず自分自身が
    誰よりも先駆けて実行できるように、意識を保ち続けて
    行くようにしています。これがなかなかむずかしいですけど(~_~;)
    トラックバックと、ランキングさせていただきました。

  2. きっかけって大事ですよね。
    そこの社員さんらも、会社に提案したいことがあっても、
    きっかけがなければ言い出しにくいですもんね。

  3. こんにちは。
    一歩を踏み出す。
    大切なことですね。
    全ての物事の始まりですね。

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