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こうなるではなく、こうするのが経営

今日は、お客様の会社の経営計画発表会でした。

経営陣と議論を重ねて、本日全社員の皆さんの目の前で発表できるようになりました。

 

事業経営に「そうなるだろう」というようなものはないと思います。

やっぱり経営者に、「そういうふうにする」という強い意志がなければ、そうはならない。

こうなるではなく、こうするのが経営者です。

(柳井 正)

 

計画をまとめあげるプロセスも大事ですが要はこれからです。

経営計画の中身や精度も大切ですが、それ以上に大切なのはスピードだと考えています。

したがって、計画作りにいつまでも時間をかけてばかりもいられません。

 

経営陣の目指す状態を得るためには、計画が完成した後の推進体制が極めて重要です。

どんなに計画を練り上げても、計画は仮説なので、やってみなければ何もわかりません。

そうなるかもしれないし、そうならないかもしれないのが計画というものです。

これから、全社員一人一人が、仮説が正しいかどうかを検証しなければ生きた計画にはなりません。

 

そこで、先ず始めに必要なのが、

「経営計画」を全社員に浸透させ、会社と社員のベクトルを合わせをすることです。

全社一丸となった行動を起こすために、経営計画発表会で社長は自らの想いを熱く語るのです。

 

今日の計画発表会は、大変素晴らしいキックオフ大会になりました。

特に、私が感銘を受けたのは、経営者が創業からの歴史を語られたくだりです。

「あの日があって今のわが社がある。」

「毎年、新入社員が入るので、創業の話しを一から話している」のだそうです。

 

これはおすすめです。

あなたが経営者なら、是非、創業時代の話しを社員さんにしてあげてください。

どういう人にお世話になったとか、いろいろなエピソードがあるはずです。

 

経営で大切なのが「そうなるだろう」ではなく、「そういうふうにする」という強い意志です。

経営者の会社に対する想い、これから1年間を迎えるにあたっての強い意志が感じられる発表会でした。

そして何よりも頼もしく思えたのは、20代前半の女性までがきちんとメモを取っていたこと。

経営者は、本気で社員に語りかけなければなりません。

本気ですれば大抵のことはできますからね。

 

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コメント

  1. 強い意志、ビジョンが明確でないとですね^^
    それをしっかりとイメージして固めておくと
    実現もみえてきますよね。
    応援くりっく!ぽちっ

  2.  大場さんこんにちは
    経営計画発表会で 会社の歴史についても語るのですね。
    当社には40年選手が何人かいますから 彼らに会社の歴史の勉強会の先生役になってもらったことがあります。
    歴史を知ると愛着がわきますからね。
     さて 経営計画発表会。
    熱意をもってこういう会社にしてゆきたい そのためのこうしたいって場を設けるのですが・・ 伝わるためには 管理職がもう一度自分の言葉で語る 分かるまで話すのが大事かなって感じています。

  3. 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 さん
    意思を示すことは大切ですよね。ありたい姿を自分に引き寄せるための燃料といえるのではないでしょうか。
    ありがとうございます。

  4. acbさん
    ベテラン社員を講師に会社の歴史の勉強会はいいアイディアです。年表の朗読でなく、当時を振り返る要所々のエピソードが盛りこまれていると社員の心に響きますね。また社員の言葉で語ることで、社長自身も気づきがあるかもしれませんね。ありがとうございます。

  5. こんばんは!
    ベクトルあわせは大事だなと思います。リーダー層だけで決めてしまって、担当には指示を出せばいいだろうという場面を見ることがありますが、「担当のことを考えたつもり」でもプロジェクトを考えるとだれのためにもなっていないという危険がありますよね。

  6. 手文庫@ビジネス書で問題解決 さん
    思いこみやつもりが一番いけません。ご指摘の通りトップによるベクトル合わせはとても大切です。目標を達成するためのはじめの一歩といえますね。
    ありがとうございます。

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