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会議が多い会社

仕事柄いろいろな組織の会議に出席する機会が少なくありませんが、

日常の仕事の有り様が手に取るようにはっきりと見えてきますね。

 

「会議の出席がエグゼクティブの時間の多くを要求するようになってはならない。

会議の過多は、職務の組み立て方や組織の単位に欠陥があることを示している。」

P.F.ドラッカー

 

いつ電話をかけても「ただいま会議です」という会社があります。

会議の回数がやたらと多いのです。

話しを聞いてみると、月の時間の大半が会議やミーティングに費やされています。

 

それだけの時間をかけている会議ですから、

相当中身の濃い議論が交わされているかと思いきや、目的的でない会議が日常繰り返されます。

結論がでなかったり、先送りになることが少なくありません。

 

会議にも生産性の視点が求められます。

特に、時間単価の高い顔ぶれが参加する会議ならなおさらのこと。

会議に時間を投入した結果、どのようなアウトプットが得られたのかを追求しなければなりません。

 

会議の回数が多い会社に言わせると、

会議は組織内の意思統一を図るため、

部門間の調整という意味で必要なのだといいます。

 

一見するともっともらしい話しですが、

そのために会議の回数が多いというのは、会議の中身を疑ってみた方がいいでしょうね。

 

責任が分散されていないか、情報が必要な人に与えられているかを点検してみる必要があります。

つまり組織の欠陥です。

会議とは、本来、一人ひとりの総和+αの成果を発揮するをつくるために開催されるべきものです。

 

ドラッカーが面白いことを言っています。

「人間は仕事をするか、会議にでるかである。同時に両方をすることはできない」

仕事そっちのけで、会議にばかり時間を割いても成果は得られないのです。

 

 

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コメント

  1. 会議ってほんと無意味ですよね^^;
    結構時間を割いてやるわりには、
    結果が出てないことって多いでしょうしねぇ。
    そういう無駄を省いていくことを
    まず試してみることからでも先はみえてきますよね。
    応援くりっく!ぽちっ

  2. こんばんは!
    週に一度の会議にかかる時間が長いので週に3回開催するようにしたけれど、1回の時間はあまり短くならなかったというプロジェクトがありました。3回あるのだからと変に緩んでしまったような印象を受けました。
    ご指摘どおり内容を疑ったほうが良いですね。

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