生かされている自分
私たちは書物から様々な知識や情報、人生訓など多くを学びますが、
わが国に伝えられる行事から、さまざまな「意味」を考える機会を与えられることもあります。
この時期、ふる里でお盆を迎えている方もいらっしゃると思います。
お盆を迎えるとは、先祖の霊を迎え、供養する行事として広く知られ、
8月13日~16日までの間、お盆行事が各地で執り行われます。
この間の休みをお盆休みとも言い、夏季休暇を取る会社も多いですね。
昨日は、迎え火のため寺まで家族一同で行って、住職の講話を聞きましたが、
このお盆という行事、仏教では盂蘭盆会といい、その起源はインドに始まり、
先祖だけでなく、生きとし生けるものすべてに供養を施し、幸福を願う行事として
今日まで受け継がれてきたのだそうです。
遠方から家族がふる里に集い、それぞれの近況など思い思いの話に花が咲く。
伝統的な日本の家庭の姿がそこにあります。
地元紙に目を通していて、次の言葉に目が止まりました。
生きているということは、誰かに借りをつくること。
生きていくということは、その借りを返してゆくこと。(詠み人知らず)
私たちがいまここにあるのは、父母を縁として生命を受けたもの。
2人の両親にはさらに4人の祖父母があり、その祖父母には・・・
こうして数えていくと、私たちは数え切れない先祖の生命を受け継いでいることに気づきます。
生物学的にも私たちの遺伝子には、膨大な先祖の情報がインプットされているとも聞きます。
この時期、海や山などのレジャーも楽しみですが、このお盆行事を通じて、
生かされている自分
を振り返る、いい時期といえるのではないでしょうか?
教師をしている身内の兄弟から、学校の話しを聞きました。
自殺、虐待、いじめ・・最近の子供を取り巻く状況は、私たちが報道で見聞きする以上に深刻です。
尊い生命が軽視されているような出来事。
それとともに、彼らもこれまで以上にプレッシャーも高まり、ストレスをかかえます。
また、一握りの問題教師によって、教師への見る眼もこれまで以上に厳しいものになる。
生徒に指導する教師への期待が高まりますが、
ベースになるのはそれぞれの家庭であることは言うまでもありません。
家庭で子供との対話を避けて、他人の教師にだけ過剰な期待を押しつけることができるでしょうか?
言うべきことを言う前に、自分がやるべきことをやっているかどうか?
与えられた生命、縁を受けた一生です。
一人一人が後悔のない盛大な人生をおくることができるように、
先祖への感謝の念と共に、これからの世代に生命を引き継いでいく私たち一人一人が決意表明する。
古くから伝わる行事にはそんな意味が込められているのかもしれませんね。
海や山に行くことでですね。
改めて自然の大きさを感じて、
自分の小ささを感じることで
生かされてることを実感することですね。
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こんばんは!
子供の頃は両親や祖父母に連れられて、墓参りに出かけ、会ったこともない人の墓参りに不思議な印象を持った覚えがあります。最近はそういう機会を持つことも激減しました。反省です。
笑顔整体 健康の知恵袋:院長さん
手文庫@ビジネス書で問題解決さん
コメントありがとうございました。
それにしてもこの数日は暑かったですね。
皆さんも英気を養ったことでしょうね。
残暑お見舞い申し上げます。
こんばんは。
今日の日本最高気温40.9度には、ビックリしましたね。
「生かされている自分」振り返ってみたいと思います。
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