手のしぐさは語る
目は口ほどにものをいう。いえいえ、手は口よりものを言う。
手のしぐさは、人の感情、欲求などをストレートに語ってくれます。
はじめにクイズです。
あなたが次の4人と交渉した場合、手応えのある反応を示している人は誰でしょうか?
①額に手をあてる
②顔をこする、指で机をたたく
③顎をさする
④机の上に手を広げて置く
答えは本文の最後に。
人間の大脳皮質の働きのうち、圧倒的に多いのは手と顔を動かすことだそうです。
つまり、手は顔と同等の感情表現ができる、ということ。
「手に汗握る」という言葉もありますが、手は自分の意思とは無関係に発汗することがあります。
これは自律神経の働きによります。
まだ、ウソ発見機にかけられたことはありませんが、(笑)
刑事ドラマで犯人が手から出る汗で犯行が突き止められるシーンを見たことがあります。
顔では自分の感情を隠したつもりでも、“手の表情”が正直に感情を表したということですね。
あなたも知らず知らずのうちに手から感情が出ているのです。例えば・・
腕組み・・こういう人は見かけますね。この意味は「拒否」です。
普段、垂れ下がっている手が体の前で組み合わされると、自分の体に防壁が作られたことを意味します。足を組むということも同様の意味があるようです。
でも、この状態に、うなづきや相づち、笑顔が加わると意味はまったく違ったものになります。興味を持っているということです。
腕まくり・・これはわかりますね。「乗り気」ということです。
腕=力こぶは力の誇示を示します。ものごとに取り組もうとする姿勢の現れです。
頬杖をつく・・話しに集中していないサインです。これはさすがにビジネスシーンでは見ませんね。
指先や鉛筆でトントンと叩く・・イライラ、緊張、拒否を表します。
相手がこのしぐさをはじめたらいったん話しを中止した方が無難でしょう。
頬や耳に手をあてる・・照れかくし。気恥ずかしさをかくそうとして無意識に出るしぐさです。
ポケットに手を入れる・・人の感情、欲求などを表す手を隠すことで、自分の本心を隠したいという警戒心です。
後ろに手をやる・・一見すると何かを考えているようですが単なるポーズです。
他人の接近を拒否しています。
手のしぐさに現れる相手の感情や欲求、
顔では自分の感情を隠したつもりでも、“手の表情”が正直に感情を表しているのです。
さて、冒頭のクイズです。おわかりでしょうか?
①あなたを信用できず迷っている気持ちの表れ
②ウソをついているか、不快な気分でいる
③あなたの話しに納得しています
④手応え十分、リラックスしてOKのサインです
今回、樺 旦純氏の著書を読んだのですが、気楽に読めて「なるほど」と頷いて読んでいました。
読みやすい文章で書かれていますから、気分転換に読んでみるのもいいかもしれません。
手のしぐさは、人の感情、欲求などをストレートに語ってくれます。
相手のボディランゲージに目を向けると、あなたに対する関心度が見えてくるかもしれませんよ。
これで、明日から相手の手の動きに目が釘付けですね。(笑)
しぐさっておもしろいですよね。
いろいろ精神状態が表に現れてるものですよね。
そういう動きって、
無意識ですしね。
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大場さん、こんばんは。
確かに手のしぐさで、色々心の内がバレてしまいますね。
ちょっと気をつけよう(汗)。
ところで、風呂上りに牛乳飲むときに腰に手を当てるのも
そうなんでしょうか(笑)?
大場さん、こんばんは!
相手の話している姿を見る方が話を理解しやすいと聞いたことがあります。きっと相手のしぐさなどからも受け取るものがあるからでしょうね。