スピリチュアルな相談
独立、起業を考える方の経営相談を行っています。
この経営相談会は無料。各会の相談の枠は限られていますが、毎回私のメルマガで告知しています。
これまで様々な分野を目指す方が相談に来ましたが、今日の方は私にとっても初めての分野の相談でした。
今日いらっしゃった相談者をAさんとしましょう。
Aさんが目指している分野はスピリチュアル系です。
Aさんは江原氏が行っているビジネスを目指している訳ではありませんが、
スピリチュアルというと最近では、江原啓之氏が有名です。
参考までに、彼はスピリチュアルをこう解説しています。
Aさんと私は初対面ではありません。
過去に私のセミナーを受講した方であり、現在は私のメールマガジンの購読者です。
メルマガで本日の無料経営相談があることを知って、今回、相談に参加されました。
スピリチュアルな世界。
googleで「スピリチュアル」を検索すると、5,190,000件。yahooは、4,820,000件ヒットしました。
この言葉に関心を持つ人が広まっているようです。
私は霊的な存在そのものは否定していないのですが、
よくわからないというのが正直な感想。私自身霊感はないし、そういった体験もありません。
Aさんは、とかく胡散臭く見られがちな「精神世界の分野」を広く一般に知らしめたいと考えています。
15年にわたって研究してきたノウハウがようやっと形になったということです。
そこで、セミナーや教材を通じて、精神的に豊かになるサポートをしていこうと起業する決意をしました。
経営相談の最中で、Aさんには私の背後に見えない“存在”が見えていたといいます。
その“存在”が私の背後から出たり入ったりしていたとのこと。
それからAさんは普通の石と高価なダイヤモンドを握っただけで瞬時に判断できるということです。
見た目や質量では判断できないものを石が発するエネルギーで判断できるというのです。
話しを聞くほどに、私には不思議系の世界です。
スピリチュアルな体験を持たない私が、Aさんにアドバイスできることがあります。
それは、そのサービスの価値を判断するのは売り手でなく買い手にあるということ。
売り手には主導権はありません。買い手がその価値を判断します。
したがって、売り手がどんなに素晴らしい商品やサービスだと思っていても、
買い手にその価値が伝わらなければビジネスを継続することはできません。
例えば、そのビジネスを続けるには、カウンセリングをする部屋が必要になります。
セミナーの運営コスト、教材制作コスト、水道光熱費、通信費、諸々のコストがかかります。
スタッフを採用すれば人件費もかかってきます。
売上がなければビジネスを継続することができません。
どんなに理念やビジョンが素晴らしくとも、利益をもたらしてくれる顧客がいなければ話しになりません。
一人目の顧客をどうやって獲得するか?
二人目は、三人目は?・・
それからセミナーも同じ内容だけでは飽きられてしまいます。
顧客ニーズを満たすセミナーを次々開発していく力が必要になります。
1年間にどれだけリピートしてもらえるのか?
その一人の顧客と、どれだけ継続してお付き合いしてもらえるのか?
顧客生涯価値~LifeTimeValueということです。
LTVとは、1人の顧客が取引を開始してから終了するまでの期間を通じて、
売り手にもたらす損益を累計して算出したマーケティングの成果指標です。
算式にするとこのようになる。
LTV=1年に得る収益×利益率×取引継続年数
1人の顧客を獲得するコストがLTVを上回ってしまったらビジネスは続きません。
それ以外にも押さえるべき点はまだ他にもあります。
物騒な事件が新聞の社会面を賑わし、殺伐とした時代になったと感じますが、
世の中が精神的に豊かになる人が増えればすばらしい社会になることでしょう。
Aさんの活躍するフィールドは広がっていると思います。
あとはそれをどう伝えるかです。
相談の中で明確になった次にやるべきことを一つ一つクリアしていただきたいと思います。
Aさんが帰ってから聞き忘れていたことがあったことに気づきました。
私のオーラ、背後に見えたという見えない存在。
どんな感じだったんでしょうね。
聞きたいようで、聞きたくないような。(笑)
スピリチュアル系は今後伸びてきそうですよね。
世間が癒しを求めているだけにですね。
不思議な世界かもしれないですが、
昔は誰しもそういう能力あったみたいですしね。
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大場さん、こんばんは。
私もそういう世界には全く無縁で過ごしております(汗)。
ただ、ビジネスモデル的に、コモディティを扱うような
モノではない以上、「わかる人同士」のコミュニティ内だけで
完結できてしまう、ということはありますよね。
>サービスの価値を判断するのは売り手でなく買い手にあるということ
やはりここが一番キモかと(汗)。
コメント頂いた本の処理の件ですが、たまに要らなくなった本を
お知り合いに配る他は、たまる一方です(汗)。
たまたまスタートが遅かったので、まだ何とかなってますが・・・。
大場さん、こんばんは。
コメント頂いた件ですが、大前さんはやはり処理スピードが
半端じゃないのだと思います。
特に速読やってるとかは聞いたこと無いですが、
一瞬で「いる」「いらない」を見分けてるかと。
大場さん、こんばんは!
売り手がどんなに素晴らしいとおもっても買い手がそう感じないといけませんよね。仰る通りだと思います。
売り手の押しが強すぎると逆効果というのもその例ですね。