ネタみせと生産性向上の関係
今日は、お笑いの“ネタみせ”と“ビジネスの生産性”について考えてみましょう。
デキル人が密かにやっている仕事の進め方とは?
仮説検証サイクルを回せ。これは、ビジネスの現場でよく聞く言葉です。
私たちの身の回りはすべて仮説。
何が本当に効果があるかは、仮説を立て実際にやってみなければわかりません。
絶対にこれが正しいなんてものはない。
仮説ですからある日突然くつがえることもあります。
だから仮説、検証のスピードをあげて、トライ&エラーを繰り返し、前に進む。
この点で、「とにかくまずやってみよう」とは、異なるアプローチの仕方です。
この積み重ねによって、徐々にありたい姿に近づいていきます。
仮にうまくいかないにしても、その中から情報が蓄積されていきます。
自力が着いていきますよね。
ビジネスでは、まず走り出さなければ、何も始まりませんが、
目隠しをしたまま突っ走ってはいけません。
そんなことをしたら、大怪我をしてしまいます。
走りながら検証をする。そしてその結果を基に仮説を再構築することが大切です。
今月号の「THE21」で品川祐さんのコメントに注目しました。
品川さんは吉本興業の芸人さんで、お笑いコンビ品川庄司を結成。
メンバーは品川祐と庄司智春の2人。
品川がボケ担当。 庄司がツッコミ担当。コントのネタは品川が担当。
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僕は、ゼロの状態からみんなで集まってアイディアを出していくという仕事の進め方が嫌いなんですよ。
そういうのってすごい時間かかるでしょ。(中略)それよりも、
とりあえず叩き台をつくってから、現場で修正を加えていくほうが効率的だし、
いいモノができると思うんですよ。
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これをお笑いでは「ネタみせ」というそうです。
漫才やコントなどでネタを作って持ち寄って、現場で面白くない部分を削り落としていくやり方です。
とりあえず叩き台をつくって、現場で修正を加えながら完成していく、
これってすごく有効なビジネスツールですね。
月の3分の1も会議やミーティングばかりやっている人に聞かせてあげたい言葉です。
彼は、最近、お笑いで活躍しつつその合間に、処女小説を出版されたそうです。
何でも3ヶ月で書き上げたのだそう。
まだ読んでませんが、この雑誌の記事を見て読んでみたくなりました。
ビジネスの現場でも「ネタみせ」で仕事を進めることは有効です。
この仕事の進め方は、“やりすぎ”も減りますから生産性にも貢献しますね。
まず一度ペンをとって最初の一線を引いてしまえば、あとは流れにのっていくだけです。
最初の一歩を踏み出してしまえば
あとは勢いですよね。
大場さん、こんばんは。
私もブログでは「トライ&エラー」の連続であります(汗)。
「構えて、打って、狙う」みたいな(笑)。
それと、例の映画、ヨメに言ったら観てみたいというので、
今度借りてみますね!
ムスメがいると観られないのがツライのですが(汗)。
大場さん、こんばんは!
ネタ見せ、大事だと思います。資料作りにしても、報告書作りにしてもそうですが大まかなものができたり、ちょっとできてから見せると反応があるので効率はあがりますよね。しかも相手には「ちゃんと進んでいますよ」と伝えることもできますし、「報告をこまめにしてくるなぁ」という印象を与えることもできます。
こんにちは。
会議が下手な人は多いですね。
「こんなことを話し合いましょう」
と会議の場でいきなりいわれても、立ち往生するばかり。
主宰者が、まとめる仮説をもっていないと、いくらでも時間がかかりますね。
大場さん、こんばんは。
例のマインドマップのソフトは、まだ日本語版も出ていない状態でございます(汗)。
出たら必ず購入してレポートしますね!
こんばんわ。
日本の会議は、目的と、そのゴールである目標が不明確のままにスタートすることが多いですもんね。時間を有効に使うという意味では、確かにたたき台はホント重要ですね。再確認しました。ありがとうございます。
ネタみせは大きいですよね。
ふるいにかけていくことで、
より洗礼されたものに仕上がっていくんでしょうね。ぽちっ