循環する組織
皆さんは伝言ゲームをやったことがあるでしょうか?
ゲームでは大笑いですが、これが組織のコミュニケーションとなると笑っている場合ではありません。
伝言ゲームとは、先頭の人に文章が与えられて、順番にその内容を次の人に伝えていくというゲームです。
伝える人が増えるほど、人を経由する間に、最初の文章が違った内容となり、最後は大笑いとなります。
ゲームでは大笑いですが、これが組織のコミュニケーションとなると笑っている場合ではありません。
この話しについては、前にブログで書いた通りです。
ほんのちょっとした情報の伝達ミスでも、それが取り返しのつかないことになってしまう場合があります。
その意味でコミュニケーションは血液の流れに例えられます。
この要となるのが管理者。
管理者はコミュニケーションの受け手と送り手になります。
管理者が送り手となる場合でもいろいろな表現のスタイルがあります。
①いいつける・・指示したとおりに行わせること、命令です。
②たのむ・・依頼するということです。
③はかる・・相談して相手の意見を聞いた上で決めます。
④ほのめかす・・はっきり指示するのでなく、ヒントを与えて行動することを待ちます。
ソクラテスは、「大工と話すときは、大工の言葉を使え」と言ったそうですが、
組織のコミュニケーションを成立させるためには、
相手の成熟度合いに応じて、上記を使い分けて相手の言葉で伝える必要があります。
伝言ゲームのようになっているコミュニケーションはないでしょうか?
伝言ゲームなら情報伝達だけですが、
コミュニケーションには意思疎通のエッセンスが加わります。
お互いの気持ち、意欲、感情などを理解し合うことで、組織の中を血液が循環しはじめるのです。
大工と話すときは、大工の言葉を使え
これはいい言葉ですね。
中間管理職の 翻訳 という役割を良くあらわしています。
長い間原場の方と接してきて 彼らと意思を交わす言葉は身についているはず。
後はトップの言葉を以下に自分が咀嚼するかですよ。
書類にメモをつけるのは マネージャーさん向けです。
決して第一線の人向けではないのです。
そのまま渡せば伝言ゲームにならずに済むとばかり そのまま渡す人がいました。
伝わりませんね。
中間管理職の役割 ますます重要だと感じています。
こんばんわ。
組織において、IT化も手伝ってかメールでことを済まそうとする風潮がありますね。でも、感じ方はまちまちですから、取り方の人によって違いますからね。上になればなるほど、言葉をたくさんは語らないので、意図することを理解しないと大きく判断を誤りますね。また、部下においても、コミュニケーションが少ないと、部下の理解力自体のわからなくなりますからね。理解しあうこと、今週は注意して取り組みたいと思います。
はじめまして!
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大場さん、こんばんは!
奇遇(?)というか、ウチで紹介した本の内容も使えるのかもしれませんね(笑)。
どちらかというと、下から上への「依頼」ですとか、へりくだって言う言い方が多かったですが。
なお、あの本はマジなのかネタなのか、ちょっとビミョウな気も(汗)。
御縁研究所さん
コメントありがとうございます。
相互リンクの件ですが、現在当ブログでは募集しておりません。折角のお申し出ですが、ご理解の程よろしくお願いします。貴サイトの発展をお祈り申し上げます。
伝言ゲームって意外と笑えますよね^^
小学生のころクラスでやったのを思い出しました。
はじめに言った言葉が、
まったく違う言葉になってたりしますからねぇ^^;ぽちっ
大場さん、こんばんは!
伝言ゲームのようなやり取りはありますね。「直接話す!」ということもありますので。「相手の言葉」というのが大切だと分かるんですが気を抜くと忘れがちです。
大村先生にも、伝えておきます (^^;)