行動した先には必ず結果がある。
 すべての結果には原因があります。
 現在、伸び悩んでいる会社(人)は、その結果をもたらしている原因に注目してみてはいかがでしょうか?
 
 どんな仕事のやり方をしているか?
 
 日常ほとんど意識しないで行われている仕事のやり方、活動の内容。
 ここが企業の問題でもあり、宝の山です。
 変革のための、業績アップのヒントが眠っているのです。
 
 業績が低迷しているという会社から仕事の依頼がありました。
 
 企業が抱えている経営上の諸問題は極めて多岐にわたっています。
 営業、生産、財務、労務、技術、開発など部門単位の課題から、
 それら全体を包括する経営戦略や経営管理まで、まさに各社各様です。
 
 まず私がはじめに実施すること。
 それは、会社の現状を正しく知ることです。
 
 この会社の営業部隊の1ヶ月の時間の使い方を調べてみると、
 月の3分の1の時間が会議、ミーティング、打合せに当てられていました。
 
 営業の仕事は見込客や顧客と商談して売上を作ることです。
 それが月の3分の1も会社にいたらどうなるでしょう?
 
 当然ながら、会社の業績は右肩下がりです。
 
 この会社は、何に、どう時間を配分するかを考える必要があります。
 業績を上げるために会議やミーティングも大切ですが、その時間の使われ方が半端じゃない。
 確かに、この会社に電話をすると担当者がいつも会議中でした。
 
 業績を上げるには、訪問、面談、テレマといった営業活動に時間を配分しなければなりません。また、訪問前のレビューやシナリオ作成のような営業活動の効率を高める準備活動が必要になります。
 
 時間が何に費やされているのかを明らかにする
 日々時間の使い方を記録する習慣が必要になります。
 それがこの会社のはじめの一歩です。
 
 時間の使い方を記録する必要があるのは、この会社に限ったことではありません。
 私たちも記録をとってみると、無駄に費やされている時間に気づくことでしょう。
 
 もしかして、他人の時間を浪費している人もいるかもしれません。
 部下の仕事を細かくチェックすることが仕事だと思っているマネージャーがいます。
 チェックだけしてその後の対策までレビューすることができなければ、
 それは人の時間をただ浪費しているだけです。
 
 この他人を会社の上司、同僚、部下に当てはめて見るといいでしょう。
 もちろん、この話しは社内だけでなく、社外の顧客や取引先にも当てはめることができます。
 他人の大切な時間を浪費していないかを考えてみるのです。
 
 自分の時間の使い方を記録すること。
 それは、 自分が成果をあげるために大切なことですが、
 他人に対する思いやりでもあるのです。
大場さん、こんばんは。
ワタクシの場合、毎日の業務内容をエクセルで記録しております。
顧問先ごとに色を変えて、あとで一覧しやすくしたのはいいのですが、私用(blog)の占める時間が多すぎて、とても他人様には見せられません(汗)。
特に残業だと思っているヨメには・・・(汗)。
ところで例の本ですが、重すぎて購入は断念しました。
でもいつかは(←口だけ(笑)?)!
どういう内容の時間をつかってきたのかの
積み重ねですからねぇ。
質大事にしたいですよね。ぽちっ
大場さん、こんばんは!
作業時間を記録することは効果ありますよね。実際に記録するとあんまり仕事していないなぁと気付いたりいろいろと発見があります・・・。
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手段が目的化してはいけませんよね。
こんにちは。
とても勉強になる内容でした。
「時間」の重要性を再認識しました。
何事においても、まず相手の現状を正しく知ることって大切ですよね。
相手を知ることって、思いやりの基本でもあるのかな。
時間の使い方、見直すと効率がガゼン変わりますよね。
私も気を付けます!!
おはようございます。
時間の使い方で、会社の業績が変わりますね。時間を如何に効率よく使うか、私も大きな課題です。「チェックだけしてその後の対策」、この機会に考えて見ます。
大場さん、おはようございます。
昨日は久しぶりにムスメと遊んでまいりました(笑)。
こういう贅沢な時間がたくさん作れれば・・・。