ゴムが伸びきった瞬間一歩踏み出せる会社
私は、仕事柄いろいろな会社の経営者からお話を聞かせていただくことが多いのですが、
伸び悩んでいる会社にはいくつかの共通項があります。
誰でもできる平凡なことが非凡さを生み出す、 これは、鍵山秀三郎さんの言葉です。
「凡時徹底」というと、思い出す方も多いのではないでしょうか?
凡時徹底とは、当たり前のことを、当たり前にできるように徹底する、ということ。
言うは易しですが、実に奥が深い言葉といえるでしょう。
これについては過去の記事も合わせてご覧ください。⇒忘れていませんか?
私は、仕事柄いろいろな会社の経営者からお話を聞かせていただくことが多いのですが、
伸び悩んでいる会社にはいくつかの共通項があります。
ひとつだけあげると、「変革のスピードが遅い」ということ。
これまでと同じ仕事のやり方を繰り返すだけで、新しい取り組みに着手することはありません。
「わが社は変わらなければならない」
変える、変えると言う人は多いのですが、最終的に昔のやり方から脱皮することができないのです。
つまり、こんな感じですね。
グランドの中央に1本の太い棒がある。
その棒はちょっとやそっと引っ張っても抜くことはできない。
その棒と自分を太いゴムでつなぎます。そして、その人は、
「変える、変える」と叫びながら、中心から外に向かって走り出します。
でもゴムが伸びきった瞬間にふんばりがきかずに、
「ビヨーーーーーーーーーーーーン」
と中心に戻っていってしまいます。
気づいてみれば何にも変わらない、変わっていない。
ゴムが伸びきった瞬間、“ふんばる”ために必要なことがあります。
「自力」をつけることです。
では、そのために私たちは日常どんなトレーニングをしたらいいのでしょうか?
・当たり前のことを、当たり前にできるように徹底する
ということです。そして、さらに、
・当たり前のことを、当たり前でないと考える習慣を持つ
日常ほとんど意識しないで行われている仕事のやり方、自分が習慣的に行っている活動について見直してみる。
見直してみると、問題に気づくことも多いものですが、実はここが、問題であると同時に宝の山なんですね。
時代の変化に対応するために、突っ走りつつ、時々立ち止まって、振り返る余裕を持ちたいものです。
大場さん、こんばんは。
>日常ほとんど意識しないで行われている仕事のやり方、
>自分が習慣的に行っている活動について見直してみる。
確かにこの辺り、自分でも「考えないで」作業している
場合がありますね(汗)。
見直してみます・・・。
そこの間がいかに早い転換ができていくかですね^^
確かに変化がないと現状維持=衰退に陥ってしまいますね。ぽちっ
鍵山社長のビデオ、見た事あります。
徹底的にトイレ掃除している姿を見て、
ただただ「すげ!」と思いましたね。
smooth@マインドマップでビジネス書評さん
ここがこの話しの肝で思考回路がストップしたまま仕事をすることが意外と多く見受けられますね。ありがとうございます。
笑顔整体の院長さん
変化の速い時代においては現状維持=後退ですね。
ありがとうございます。
齊藤 正明さん
私も昔、鍵山さんの講話集を何冊か読みましたが、インパクト大きかったですね。
ありがとうございます。
総論賛成、各論反対!
改革とは、この各論反対をいかに変えて
いくかということに尽きませんよね。
大場さん、こんばんは!
私が挫折した(笑)土井さんの出版セミナーが、新たに
こういうのやるみたいです。
http://eliesbook.co.jp/seminar/yousei.html
私は参加しません(出版しないんで(笑))が、ご参考まで・・・。
oobaさん、こんばんは!
>>当たり前のことを、当たり前でないと考える習慣を持つ
この考え方、新鮮でした!
新たな気付きをありがとうございます(^^)
ポチッ☆ミ
マチスケさん、
当たり前のことを当たり前に!
早い仕事!
肝に銘じないといかんですね。
こんばんは。
同感です。
時代の変化に対応するためには、仕事のやり方などを見直して変革することが必要ですね。
特に現代には求められていますね。
応援ポチッと。
連続コメントで失礼します。
>私も昔、鍵山さんの講話集を何冊か読みましたが、インパク >ト大きかったですね。
ビデオ、スゴイですよ~。
素手でぞうきんを持って、便器をワシワシと磨く姿には、
「ガーン」って感じでショックを受けます。
頑張って変えようとして 棒から離れて行こうとしています。
自分の頭の中では もう変わっているのですが 社員の半数は残されたまま。
後ろについてきているマネージャーにも 話す という 行動を求めています。
個人的に話して 分かった人が分からなかった人に教える そうなれば“追い越される心配”だって出来るのですが・・・
ところで いわしの大群 どういう能力で大きな塊が一つとして動けるのでしょうか?
凡時徹底、
これは飲食店でも共通する事です。
飲食店も毎日同じ事を繰り返しますので、
早い決断が必要になってきます。
くりっく
1分で成功者に学ぼう!…今別府さん
>総論賛成、各論反対!改革とは、この各論反対をいかに変えていくかということに・・
おっしゃるとおりですね。こうありたいという姿に到達するには現在からしか到達できません。ここに焦点を絞らなければなりませんね。ありがとうございます。
飲食店経営に役立つ心理学講座さん
気づきを得られたということで私も嬉しく思います。
今後ともこのブログをご愛読のほどよろしくお願いします。ありがとうございます。
活用!!コーチングこと森のbearさん
言うは易しですが、実に奥が深い言葉ですね。
お互い頑張っていきましょう!
ありがとうございます。
藤間IMさん
おっしゃるとおり、変化に適応するために新しい価値を生み出していかなければなりません。人的資源の活用が大切ですね。ありがとうございます。
acbさん
リッツの高野さんがセミナーで言っていましたが、想いを伝えるには採用の問題と伝え方の問題があるようです。やり方を変えて、アプローチの仕方を変えて、伝わるまでやっていく。ヤル体質を皆を巻き込んで作っていくこと、そのためには楽しんでやるような工夫をこしらえる。理念が浸透するのはあの有名な朝礼の仕方だけにあるのではなく、会社にあるいくつかの仕組みが機能してはじめて実現するという話、それこそ目からウロコでしたね。この当たりの話しについては各社各様で試行錯誤というプロセスが必要なのでしょう。
いわしの大群の話し、良いアプローチですね。考えたこともありませんでした。今度調べてみたいと思います。ありがとうございます。
凡時徹底は業種や規模を問わずすべての会社で必要な取り組みですね。中小企業に浸透させていきたいと思います。お互い頑張りましょうね。ありがとうございます。